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感染症・呼吸器内科学講座 医学コラム

重症喘息における新規脂質メディエーターとしてのリゾリン脂質の関与の可能性

重症喘息は吸入ステロイド薬、吸入長時間作用性気管支拡張薬(β2アドレナリン受容体刺激薬、抗コリン薬)の連日使用による標準療法では症状は不安定でステロイド薬の全身性投与が必要になる。最近、IgE(アレルギー)、IL-5(好酸球性炎症)を標的として生物製剤が開発されたが重症喘息の管理はまだ不十分である。重症喘息治療の発展には、IgE, IL-5 以外の分子の検索が必要ある。この総説では、喘息の新たな治療標的としてほとんど報告されていないリゾリン脂質の役割について解説した。

https://www.mdpi.com/2218-273X/15/2/182

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