整形外科・脊椎外科学講座 佐久間洋太助手らの英文論文が、米国整形外科学会誌に掲載されました

　整形外科・脊椎外科学講座　佐久間洋太医師（整形外科・脊椎外科学講座 助手）、白土　修医師（同 主任教授）らの行った研究論文「Delayed Pyogenic Spondylitis at the Same Level as Rod Fracture After Surgery for Adult Spinal Deformity. A Case Report」が、英文誌「JBJS Case Connector」に掲載されました。同雑誌は、米国整形外科学会、英国整形外科学会を始めとする欧米各国の整形外科学会における公式学術誌である「Journal of Bone and Joint Surgery (JBJS)」に属する専門誌です。
　この研究は、成人脊柱変形(中高年者にみられる背骨の変形)に対する脊椎インストゥルメンテーション手術(曲がったり、ぐらついたりしている背骨に対して、金属製の器具を設置して矯正、固定する手術)における術後合併症について調査したものです。当研究により、術後合併症の原因や病態への理解が深まり、より効果的な合併症予防や治療を行っていくための知見が得られました。
当講座では、成人脊柱変形に対する手術、リハビリテーションを精力的に行っております。今後も患者さんへ最善の医療を提供できるよう、研究結果を有効に活用してまいります

＜論文掲載先＞
https://journals.lww.com/jbjscc/Abstract/2023/06000/Delayed_Pyogenic_Spondylitis_at_the_Same_Level_as.29.aspx