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研究

小腸・大腸・肛門科講座 根本鉄太郎先生の論文が英文誌に掲載されました

会津医療センター小腸・大腸・肛門科での切除不能進行・再発大腸癌に対する化学療法を
受けている患者さんの予後因子に関する論文です。
化学療法開始後の大腸癌患者さんの効果は、3-4か月後のCT検査や腫瘍マーカーで
評価しておりましたが、一定期間の抗がん剤の効果とは相関するものの、
予後因子となっていない印象でした。
そこで化学療法開始後3か月での血液検査データの推移を検討し、白血球分画の中で
炎症の指標となる好中球と免疫状態の指標となるリンパ球比率の推移が予後と
相関することがわかりました。

この結果をもとに、当科では抗がん剤の選択を含めた治療方針の妥当性を
評価する参考にしております。

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