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【小腸・大腸・肛門科】会津大学との共同研究の論文が学会最優秀論文賞を受賞しました!

 当センター小腸・大腸・肛門科学講座冨樫一智教授と会津大学先端情報科学研究センター朱欣上級准教授との共同研究についての論文が、11月に台中市(台湾)で開催された米国電気電子学会(IEEE) iCAST2017学会(第8回認識科学技術国際会議)において最優秀論文賞を受賞しました!

 本研究は、大腸内視鏡において約25%のポリープが見落とされているという現状を背景に、診断精度の向上、医師の負担軽減を図るために始まりました。当センターの大腸内視鏡画像を用い、会津大学様がAIにポリープの特徴を学習させることで、大腸内視鏡画像のポリープの自動検出技術を開発しました。ポリープ有無の識別精度は97%という非常に高い結果となりました。今後はこの技術を臨床に生かすべく、ポリープの種類の分別(悪性か良性か等)や、リアルタイムでの自動検出技術の開発などの研究に引き続き取り組んでいきたいと考えております。


【論文について】
1.受賞題目
   Automatic Polyp Recognition from Colonoscopy Images Based on Bag of Visual Words

2.著者: Zhe Guo, Yu Wang, Yanghua Shen, Xin Zhu, Daiki Nemoto, Daisuke Takayanagi, Masato Aizawa, Noriyuki Isohata, Kenichi Utano, Kensuke Kumamoto, Shungo Endo, Kazutomo Togashi

3.研究内容
 テーマ:「大腸内視鏡画像におけるCAD」
 ・大腸内視鏡画像を用いたポリープの自動検出技術で、画像解析手法の適用可能性を検討する。
 ・内視鏡画像生データからデータの取り込み
 ・AI手法による診断精度の向上

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