9月糖尿病教室食事勉強会を開催しました！

　平成29年9月12日（火）に当センター会議室にて、糖尿病教室食事勉強会を開催しました。
　
　今回は16名の方と学生さん方（BSL、薬学、栄養学）に参加していただき、ご飯を主食としたメニュー「ごはん、鶏むね唐揚たれかけ、なすとパプリカの煮浸し、切干大根と水菜の辛し酢和え、こんにゃくフルーツ酢」を食べながら、食事療法について考えていただきました。
　
　参加者の方には、実際に家で使っているご飯茶碗を持参してもらい、普段どれくらいの量のご飯を食べているか量っていただきました。指示量とほぼ変わらない方、多く盛ってしまっている方などがいましたが、秤を用いて正確に量ることで普段から意識する大切さを学んでいただきました。

　具体的には、メニューにあった唐揚げに関連して、自分の指示エネルギーでは唐揚げが何個食べられるのか考えてもらいました。市販の調理済み唐揚げはカロリーが高く多くは食べられませんが、自分で調理することで肉の部位を変えたり、衣の量を減らす工夫ができるので、カロリーを抑えることが可能だと理解していただきました。

　参加者の方からは、「鶏肉の部位によるカロリーの違いがわかった」「すぐに作ってみたいと思った」という感想をいただきました。また今回は塩分が１食２ｇでしたが「食材の味がよく分かる」「塩分濃度の見本になる」と、おいしく召し上がっていただくことができたようです。
　　　　　　　　　　　
　　
　次回の食事勉強会は、12月7日（木）に開催予定です。実際に食事を摂っていただくことで、食事療法のポイントを体験することができます。是非ご参加下さい。