心臓移植までと補助人工心臓について
従来の薬物治療や手術によっても心不全が改善されず、近い将来自分の心臓では生きられない事が明らかになったときに行われます。
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心臓移植までと補助人工心臓について 心臓移植は移植適応と判断され登録されてから、約1200日以上の長期におよぶ待機期間が必要となっています。その際、強心剤の持続点滴か体外式補助人工心臓を装着し、入院を継続するか、植込型補助人工心臓を装着して外来で待機することが必要になります。現在、医療の進歩により、植込型補助人工心臓の成績が飛躍的に向上し、多くの場合(90%以上)は植込型補助人工心臓を装着して外来で待機する事が出来るようになりました。 補助人工心臓は体外式と体内に植え込むタイプがありますが、体内に植え込む植込型補助人工心臓の成績は良好で、緊急事態でない場合はこちらを選択します。
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当院で使用できる植込型補助人工心臓 |
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Jarvik 2000のポンプ |
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HEART MATE IIのポンプ |
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EVAHEARTのポンプ |
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連絡先 重症心不全外来ご紹介の患者様(当院外来へ来院が可能な患者様) 木曜日午後に『重症心不全外来』を開設しております。 患者サポートセンターで予約をとらせていただきます。 TEL 024-547-1074 E-mailでのご紹介・問い合わせ hfclinic@fmu.ac.jp 循環器内科学講座(緊急を要する患者様、病院への往診を希望される患者様) ※月曜日〜金曜日 9時00分〜17時 TEL 024-547-1190(循環器内科学講座医局) 佐藤崇匡、及川雅啓が対応します ※上記以外の時間帯 TEL 024-547-1597(循環器内科病棟) 当直医が対応します ご紹介は医療機関からのみ受け付けています。 患者さんからの直接のお申込みはお受けしておりません。 |
文責:佐藤崇匡 |