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リハビリテーション科 三浦拓也理学療法士が、「運動器認定理学療法士」の資格を取得しました。

 リハビリテーションは「守備範囲」が広い職業です。当センターのリハビリテーション科は特に運動器リハが得意で、この度、当センター所属の三浦拓也理学療法士が、日本理学療法士協会(以下、協会)における公認資格である「運動器認定理学療法士」を取得致しました。

 この資格は、「骨折、外傷、骨関節疾患などによる運動器障害の理学療法に関する知識と技能を習得し、一定の経験を有し、安全で適切に実践することができる」と定義され、専門性の高い臨床技能を有する「スペシャリスト」であることを示します。

 認定理学療法士になるためには、①協会の新人教育プログラムを修了し、7つの専門分野のうちの1つ以上に登録します。②最低でも2年以上、臨床や研修で自己研鑽を積み、各種学会での発表や論文執筆などの学術活動を行います。そして申請に必要なポイントを取得しながら、同時進行で③登録した専門分野に関する症例のレポートを10例作成して協会に提出して審査を受け、かつ、④認定筆記試験に合格してはじめて「認定理学療法士」を取得できます。この①~④のいずれかが欠けても取得はできません。2020年現在、協会に在籍する全理学療法士のうち、この運動器認定理学療法士を取得している者はわずか2%であり、非常に希少価値の高い資格です。

 現在、高齢者において社会問題と化しているロコモティブシンドロームはまさに運動器の障害による移動能力の低下であり、要支援や要介護となる原因のトップはこの運動器の故障です。運動器の問題でいわゆる健康寿命(=健康で日常生活を送れる期間)が短くなることを防ぐためにも、日々の運動習慣は非常に重要です。骨や関節、筋肉などの運動器の障害の改善や、正しいトレーニング方法、運動方法の指導など、運動器の問題に対して良質な理学療法を提供できる理学療法士が当院には在籍しております。

三浦理学療法士は、その他、「地域ケア会議推進リーダー」、「介護予防推進リーダー」という協会が定める2つの公的な資格も有しております。運動器はもちろん、介護や自立支援に関する様々な悩み、疑問がありましたら、お気軽にご相談ください。

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