こども医療センター
スタッフ紹介
| 氏名 | 職位 | 診療科名/備考 |
|---|---|---|
| 郷 勇人 | 教授 (兼)部長 | 新生児、遺伝カウンセリング |
| 田中 秀明 | 教授 (兼)副部長 | 小児外科一般、 小児肝移植、小児腎移植 |
| 桃井 伸緒 | 教授 | 小児循環器 |
| 佐野 秀樹 | 教授 (兼)副部長 | 小児血液・腫瘍 |
| 橋本 浩一 | 准教授 | 小児感染症 |
| 望月 一弘 | 准教授 | 小児血液・腫瘍 |
| 青柳 良倫 | 講師 | 小児循環器 |
| 清水 裕史 | 講師 | 新生児外科、小児腫瘍外科 |
| 高橋 信久 | 講師 | 小児血液・腫瘍 |
| 鈴木 雄一 | 学内講師 | 小児神経 |
| 渡部 真裕 | 学内講師 (兼)副部長 | 小児救急・集中治療、小児感染症 |
| 赤井畑 美津子 | 助教 | 小児血液・腫瘍 |
| 前田 亮 | 助教 | 小児腎臓、アレルギー、膠原病、内分泌 |
| 久米 庸平 | 助教 | 小児腎臓、アレルギー、膠原病、内分泌 |
| 藁谷 朋子 | 助手 | 小児血液・腫瘍 |
| 林 真理子 | 助手 | 小児循環器 |
| 川島 綾子 | 助手 | 小児循環器 |
| 工藤 新吾 | 助手 | 小児血液・腫瘍 |
| 尾形 誠也 | 助手 | 小児外科一般 |
| 三森 浩太郎 | 助手 | 小児肝移植 |
| 中澤 満美子 | 助手 | 小児救急・集中治療 |
| 山田 美香 | 助手 | 小児神経 |
| 田畑 健士郎 | 助手 | 小児神経 |
| 岡部 永生 | 助手 | 小児感染症、アレルギー |
| 城田 淳 | 助手 | 小児腎臓、アレルギー、膠原病、内分泌 |
| 佐々木 唯 | 助手 | 小児血液・腫瘍 |
| 髙野 峻也 | 助手 | 小児循環器 |
| 星野 正人 | 助手 | 小児救急・集中治療 |
| 桑名 健太 | 助手 | 小児救急・集中治療 |
| 鈴木 健太 | 助手 | 小児腎臓、アレルギー、膠原病、内分泌 |
| 佐久間 一理 | 助手 | 小児神経 |
| 細矢 薫子 | 助手 | 小児循環器 |
部門の紹介とアピール
部門紹介
循環器グループ
心臓奇形などの先天性心疾患、川崎病などの後天性の心疾患など、小児全般の循環器疾患の治療を担当しています.外来は週2回、その他ほぼ県内全域の病院における循環器疾患を担当しています。主な診療内容は、心臓手術の術前術後管理、心臓カテーテル検査および心臓超音波検査による機能評価です。検査件数は心臓超音波検査が年1,000例、心臓カテーテル検査は年100例です。
神経グループ
てんかん、神経・筋疾患、発達障害などの神経疾患を中心に外来、入院治療を行っています。特に、中枢神経系感染症(急性脳炎・脳症、髄膜炎、亜急性硬化性全脳炎)の診断、病態解明、治療法開発に力を入れています。
腎・膠原病・アレルギーグループ
腎疾患や膠原病を中心に、外来診療および入院加療を行っています。特に入院加療に関しては、本院にベッドスクール(須賀川養護学校福島医大分校)が併設されているため、学童期の入院に際しては、勉学面の心配をせずに治療を行えるメリットがあります。腎生検は全て医局内でスタッフ自らが処理し、迅速に結果を出し治療に反映させています。治療に関しては、LDLアフェレーシスをはじめとした各種血漿交換や腹膜透析や血液透析などを適宜施行しています。
小児外科
小児外科は16歳未満のお子さんを対象に、体表や内臓の先天異常などに対して外科治療を行う診療科です。小児特有の疾患や未熟な臓器機能を考慮し、将来の生活の質(QOL)を見据えた治療方針を大切にしています。手術では、傷が目立たず侵襲の少ない方法を基本とし、おへその縁を利用した整容性の高い切開や、腹腔鏡・胸腔鏡による低侵襲手術を積極的に行っています。難易度の高い症例では、安全性を最優先に小開腹を併用したハイブリッド手術や顕微鏡下操作を取り入れています。
みらい棟には周産期母子医療センターとこども医療センターが併設され、出生前から出生直後の外科的治療まで一貫した対応が可能です。また、県内唯一の小児特定集中治療室(PICU)を備え、重症例にも万全の体制で臨んでいます。田中医師は肝・腎移植にも豊富な経験を有し、当院は脳死肝移植実施施設として認定を受けています。
外来は附属病院のほか、県内の関連病院でも診療を行っており、おへそや下腹部、おしりなどのちょっとしたお悩みも含め、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。(詳細は福島県立医科大学 小児外科をご参照下さい。)
血液、悪性腫瘍グループ
白血病をはじめとする小児血液疾患、脳腫瘍・神経芽腫・肉腫・網膜芽細胞腫などの小児固形がん、さらに再生不良性貧血や血小板異常症、免疫不全症などの稀少疾患に対し、正確な診断と最適な治療を行っています。小児がんは成人とは異なる特性をもち、成長・発達に配慮した全人的な医療が求められます。当院では小児外科、脳神経外科、眼科、整形外科、病理診断科、放射線科など多職種が緊密に連携し、福島県内で発症する小児がんの約9割を診療しています。また、全国から再発・難治性症例の紹介も多数受けています。国内有数の小児がん診療病院として、JCCG(日本小児がん研究グループ)の臨床試験に参加し、標準治療の実践と新たな治療法の開発(治験)に取り組んでおり、特に再発や移植後再発など予後不良な白血病に対しては、当科で開発したハプロ移植を積極的に導入し、長期生存率の向上に成果を挙げています。また、各種がん遺伝子パネル検査への対応も積極的に実施しております。(詳細は小児腫瘍内科をご参照さい。)
PICU・感染症グループ
福島県立医科大学の小児集中治療室(PICU)は、東北地方でも数少ない小児重症患者専用ユニットとして、地域の小児救急・集中治療の中核を担っています。小児科・小児外科・脳神経外科など多職種の専門家が協働し、新生児期から思春期までの重症疾患(重症肺炎、急性脳症や脳炎など)や術後管理に対して集中治療を提供しています。人工呼吸管理、腎代替療法などの高度生命維持治療に加え、家族を中心とした包括的ケアを重視し、患児と家族の安心を支える体制を整えています。また、教育・研究活動にも力を入れており、医学生や研修医に対して重症小児医療の基本からチーム医療の実践までを体系的に学ぶ機会を提供しています。
公立大学法人福島県立医科大学附属病院 小児科、小児外科、小児腫瘍内科 外来
電話:024-547-1227 Fax:024-547-1442