人間を賢くし、偉大にするもの

「人間を賢くし人間を偉大にするものは、過去の経験ではなく、未来に対する期待である。」これは、イギリスの脚本家・劇作家であるバーナード・ショーという方の言葉です。新たに入学される皆さん(受験をされる皆さんもですが)は、これからの大学生活、各種専門職としての未来に対して大きな期待があることかと思います。この言葉には続きがあり、「なぜならば、期待をもつ人間は、何歳になっても勉強するからである」とあります。未来への期待だけでなく、結局は勉強をしなければ、賢く、偉大にはなれないということなのかもしれませんが、勉強を継続するにあたっては、未来への期待というのは、確かに大きな原動力になります。入学後も、未来への期待を抱き続けられるようにするのも教員の役目なのかなと思います。

と言いながらも、私自身の学生時代を振り返ってみると、作業療法士がどんな職業なのかも知らずに入学したこともあり、未来に対する期待をそんなに抱いていなかったので勉強に大変苦労した記憶があります。

皆さんは、せっかく勉強するのであれば大きな期待をもって勉強することをぜひともお勧めします。作業療法は奥が深いので、一緒に学んでいきましょう。

講義中の講師が黒板を指し示し、「作業療法」や関連用語を説明している様子。

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