没頭できる“何か”
- 准教授
- 澄川 幸志
- すみがわ こうし
- 基礎作業療法学、障がい者スポーツ、認知症者の生活支援、転倒予防、作業活動(アクティビティ)
皆さんも経験があるかと思いますが、人は何かしらに没頭、集中することがあります。この状態をフロー(またはゾーン)と呼びます。このフロー状態は、何かしらの作業活動に取り組んでいる際の最適な心理状態とされており、自身の能力と作業活動の難易度とのバランスが大事となります。大学というのは、授業で学ぶことももちろん大事ですが、それに加えて、部活・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動など、自らが進んで取り組んで没頭できる何かを見つけることも大事です。もちろん学業に没頭するというのもよいことです。
さて、作業療法学科では授業として“作業活動”を行います。写真のような陶芸や木工、革細工、はたまたレクリエーションと多種多様な作業活動を行います。私自身、こういった作業活動に没頭することも多々ありますし、こういった作業活動がもたらす治療効果について突き詰めていくのも面白いです。
皆さんも入学した際には、ぜひとも没頭できる“何か”を見つけ、学生生活との両立に励みましょう。
