6月糖尿病教室食事勉強会を開催しました！

　6月27日（木）に会津医療センター会議室にて「糖尿病教室 食事勉強会」を開催し、患者さんやご家族の方々12名が参加されました。

　今回のテーマは「おにぎり」。いつでもどこでも食べられて便利で美味しいおにぎりですが、おにぎりだけの食事になりがちです。たんぱく質や食物繊維などが不足することに加え、糖質に偏るため食後の血糖値を上げやすい食事といえます。また、おにぎりの味付けや具材によって「食塩」が多くなるので、食塩をとり過ぎない工夫も大切です。

　今回は、たけのこご飯おにぎりの他に、鶏むね肉のピカタ・レタスのカップサラダ・ふきのおかか和え・果物（ルビーグレープフルーツ）を実際に食べながら、食事療法を学びました。まず、持参した普段使っている飯碗にたけのこご飯を計量し、おにぎりに握っていただきました。野菜から食べることを実践しながら、野菜の必要量を確認したり、市販のおにぎり１個分のご飯と食塩量を確認したり、ナトリウムから食塩量を簡単に計算する方法なども確認しました。

　参加された方からは、「ご飯を初めて計量した」「いつも、お茶とおにぎりしか買っていなかった」「毎日、おにぎりとおかず数品を持ってきてます！」「糖尿病を悪くするから、バランス良く食べることが大事と分かった」「食べる順番を実際にやって良くわかった」「美味しかった！たけのこご飯もピカタも作ってみたい」などの感想をいただきました。

　次回の糖尿病教室　食事勉強会は9月10日（火）に開催します。詳細が決まり次第、当院ホームページなどでご案内します。事前申し込みが必要ですが、糖尿病の食事療法に関心のある方は参加できます。お申込みをお待ちしています。