- 植村 武文 (うえむら・たけふみ)
- 医学部 解剖・組織学講座 准教授
- 研究グループ
- 植村 武文
今回の受賞について
日本解剖学会
日本解剖学会は明治26年(1893年)に第1回総会を開催し、現在の会員数は2200名に上ります。第124回 日本解剖学会総会・全国学術集会は新潟市の朱鷺メッセにおいて2019年3月27日~29日に開催されました。
賞について
業績の内容と研究方針に基づいて、“将来の発展を期待し得る”と認められた39歳未満の会員に対して与えられるものです。選考委員12名による審査のうえ、受賞者として選出されました。
受賞概要
奨励賞受賞講演では「メンブレントラフィックの機能と形態」というタイトルで、最近報告した「がん細胞の増殖を制御する新たなメカニズム」について発表しました。
EGFRの“機能”阻害剤が抗がん剤として使用されていますが、約一年後にがん細胞は薬剤耐性を獲得して再増殖してしまいます。そこで別のメカニズムを利用した抗がん剤の開発が必要とされています。我々が見出したEGFR発現調節機構が将来的な抗がん剤開発に貢献できると考えており、今後、分子基盤の全貌を明らかにしていく予定です。
また、今回の受賞はこれまでの業績が評価されたものであり,一部の研究内容については大学HPで公表しています。
概要
関連サイト
- 第124回 日本解剖学会総会
http://procomu.jp/anat2019/gakkai.html
連絡先
公立大学法人福島県立医科大学 医学部 解剖・組織学講座
電話:024-547-1124/FAX:024-547-1124
講座ホームページ:https://www.fmu.ac.jp/home/anatomy2/index.html
メールアドレス:tuemura@fmu.ac.jp(スパムメール防止のため、一部全角表記しています)