福島県立医科大学 研究成果情報

研究推進戦略

医療研究推進宣言

  1. 私たちは、県民の命と健康を守るとともに、広く社会に貢献するため、研究の実施に最善を尽くします。
  2. 私たちは、高い倫理性を備えた医療人として、みんなが集い、社会に信頼される研究に取り組みます。
  3. 私たちは、規律に基づき公正な研究の実施に取り組みます。

医療研究推進宣言について

本学は、中期目標に掲げる「独創的で質の高い研究を推進し、医学・看護学の発展とより高度な研究能力を持つ研究者の育成を図り、国際的に高い水準の研究機関」となり、「医学・看護学の発展に寄与するとともに県民の保健・医療・福祉の向上に貢献すること」を目的として、医療研究推進戦略 を本年8月に策定しました。

その中で、福島県に伝わる各地の伝承に基づき、研究活動に関する新たな基本方針を定め、当該方針に基づき教職員一同が研究を実施していくことを宣言しています。

本学が目指す将来像

  • 本学の特色を生かした独創的な研究を実施し、その成果を県民はもとより広く社会に還元するとともに、高い倫理性を備えかつ高度な研究能力をもつ研究者が育成される研究拠点となる。
  • 高度な医療人の集う日本トップレベルの臨床研究・治験拠点となり最先端の医療を県民に提供するとともに、福島県全体の医療水準を向上させる臨床研究・治験ネットワークの中核的研究拠点となる。

医療研究推進戦略を策定した経緯

本学は、県民の保健・医療等の向上に貢献するため、独創的で質の高い研究の推進、高度な研究能力をもつ研究者の育成、高度な保健医療の提供等に努めてきました。

こうした中で、平成23年3月に発生した東日本大震災の後 、本学に復興に向けた最先端医療を県民の皆さんに提供できるよう「ふくしま国際医療科学センター」が設置され、最先端の医療設備の整備と治療体制の構築がなされています。

今般、医療研究推進戦略を策定し全学的にたゆまぬ努力を継続していくなかで、福島の復興を牽引する研究機関となり、県民の皆様の保健・医療等の向上により一層貢献していく所存です。