ABOUT USセンター紹介

高度救命救急センターとは

福島県内の唯一の高度救命救急センターとして、重症・重篤な心臓疾患、脳疾患、多発外傷、広範囲熱傷、心肺停止、中毒などの患者を治療しています。救急車だけでなく、ドクターヘリや多目的医療ヘリを駆使して全国3番目に広い福島県全体から患者を受け入れています。

施設案内

みらい棟 1階平面図

ICU/CCU

ICU(Intensive Care Unit)は集中治療室、CCU(Coronary Care Unit)は冠疾患専門集中治療室です。重篤な患者さんに人工呼吸器、ECMOなど臓器サポートするための機器が設置されています。

HCU

HCU(High Care Unit)は高度治療室です。HCUには、ICUで治療の終えた患者さんやICUに準ずる専門的治療を要する患者さんのために用います。

救急治療室

救急車で搬送された患者さんを治療します、緊急時には手術を行うこともあります。救急医が気管挿管や中心静脈路確保など生命の維持に必要な処置を行い、CTなどで画像診断します。バイタル・サインの安定化をはかり、ICUでの治療につなげていきます。

救急外来

救急外来を受診された患者さんの問診や診察を行います。緊急性が高いと判断した場合には、救急治療室に移動して治療を行います。

CT室

救急や集中治療を行うときに全身の状態を知るために、画像診断を行います。救命救急センターには最新のCT、X線、透視装置を設置しています。

高気圧酸素療法

急性一酸化炭素中毒の治療に用います。純酸素をタンクの中で2~3気圧まで高めます。血液から一酸化炭素などを取り除き、酸素に置き換えます。

ドクターヘリ通信指令センター

ドクターヘリを安全に運行するための管制室です。空の専門家CS(Communication Specialist)が常駐しています。消防機関からドクターヘリ要請を受けると、パイロットに位置情報を送ります。ドクターヘリの着陸地点や運行スケジュールの決定などを行い、ドクターヘリや消防機関に連絡します。

エントランスホール

この広大なホールは、災害時にトリアージセンター(患者受け入れ本部)へと変わります。柱には酸素の配管が埋め込まれており、ソファーはベッドへとなります。東日本大震災で学んだ災害対策についての教訓を、最大限に生かしております。