テストとワタシ

今回はなぜ私が言語テスト(私の専門分野)に興味を持ったかについて簡単に記したいと思います。これまで、定期テスト、スポーツテスト、センター試験、運転免許試験、教員採用試験、など様々なテストを受けてきましたが、多くの場面でそのテストに疑問(時に文句)を持っていました。例えば、スポーツテストのハンドボール投げで、私は手が小さいためハンドボールをうまく持てず、思っていたよりも投げられませんでした。そして、これで肩力を測るのは妥当じゃない!みたいに思っていました(他にも例は色々ありますが割愛)。このような考えを持ちながら、英語教員免許を取得するために編入学し、そこで言語テストを含む英語教育学の講義を受講しました。テスト理論を学ぶことができたおかげで、自分のこれまでの疑問や文句を建設的な意見へと昇華することができ、そのままいつの間にか私は言語テストの沼にハマっておりました。そして今に至ります。

私の場合は、日々の疑問や文句がきっかけとなり、その疑問の対象が仕事になりました。私一人の力では今の私はありませんが(特に、指導教員に足を向けて寝られません)、きっかけの一端は私がずっと持っていた疑問でした。これから入学するみなさんは、何か未解決な疑問はありますか。大学で学びながら出てくるものもあるかもしれません。これからの大学生活、ぜひ疑問を持つことを大切にして過ごしてください。

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