2012年7月12日

《被ばく医療 講義》 被ばく医療 講義1・2

講師:佐藤 久志(放射線医学講座)・熊谷 敦史(災害医療総合学習センター)

  1. 放射線と放射能
  2. 単位
  3. 放射線の測定方法(外部被ばく・内部被ばく)
  4. 放射線障害のメカニズムと人体影響(原爆被爆者・高線量自然放射線地域データ含む)

放射線の単位、放射線障害のメカニズム、放射線の測定方法を理解する

放射線の測定方法について説明する医療従事者と受講者の様子。
  1. チェルノブイリから得られた知見
  2. 福島原子力発電所事故の概要(事故の原因、進行、現場での現況)
  3. 福島での放射線状況(環境《空気、水》、食品・飲料水)と今後にむけての取り組み
  4. ヨウ素131・セシウム134/137の性質

チェルノブイリ原発事故の影響、福島原発事故の現状を理解する。福島県の放射線対策の取り組みを理解する。

福島県立医科大学の教室で、講師がプレゼンテーションを行い、学生たちが聴講している様子。

《被ばく医療 実習》 被ばく医療 実習1

講師:長谷川 有史(救急医療学講座)

  1. 線量計(GM、NaI、ポケット線量計)の扱いかた
  2. 線量測定(マントル、被ばく医療棟の屋内・屋外《路面の材質などでの違い》
  3. GMで得られるcpm情報からBq/cm2情報を計算してみる
  4. 福島でのスクリーニング基準の変遷と、現状の汚染状況を考える

簡易的な線量測定の方法を修得する。計測した放射線量の評価ができる。

線量計を使って放射線量を測定する学生たちの様子。屋外での実習と室内でのディスカッションが行われている。

《被ばく医療 実習》 被ばく医療 講義3

講師:緑川 早苗(放射線健康管理学講座)

放射性誘発甲状腺癌と甲状腺検診、エコー実習

甲状腺癌と放射線とのかかわりについて理解し、甲状腺超音波検査法を体験する

甲状腺超音波検査を受ける男性と、その周囲で指導を受ける医学生たちの様子。

《被ばく医療 講義》 被ばく医療 講義4

講師:熊谷 敦史(災害医療総合学習センター)

  1. 急性放射性症候群
  2. 放射線事故の歴史
  3. 医療被ばく

急性放射線症候群および放射線事故の実例を学ぶ。また医療被ばくの現状と考え方を学ぶ。

医療に関する講義を受ける学生たちが、スライドを見ながら真剣に学んでいる様子。

ページの先頭へ戻る