2022年度「My premiumを語る会」が12月7日に行われました

2022 年度第 1 回「My Premium を語る会」(学術委員会企画)が 12 月 7 日(水)に開催されました。今回は、『研究実践のために必要なこと』をテーマに、黒田るみ先生(基礎看護学部門)、井上水絵先生(成人・老年看護学部門)にご講演頂きました。昨年に引き続き今年もソーシャルディスタンスを守っての会で、大学院生 1 名を含めた教員 30 名の参加がありました。

井上先生からは、モチベーションを保ちながら研究に取り組んでいる体験談を中心にお話いただきました。研究フィールドを開拓された地道な取り組みからは、研究を積み上げていくことの大変さと大切さを改めて実感いたしました。一方で、その大変さのなかにあって研究の醍醐味と面白さについて時折ユーモアを交えながら語られ、講演があっという間に終わったように感じられました。

黒田先生からは、研究実践力を身につけられてこられたプロセスやその研究結果がご自身の活動にどう結びついてきたのか、ナイチンゲールの功績も詳しく知ることができました。質的研究は、科学的なものとして結果を読み解いていくという過程を伺い、質的研究の奥深さを感じました。

今回の「My Premium を語る会」のお二人の先生のこれまでの研究の歩みと今後の研究への熱い思いを伺い、参加者も大いに刺激を受けたようです。また、悩みながらも自分の進むべき道を設定し、それに向けて一歩一歩歩みを進められていると実感し、参加者の背中を押して頂いた貴重な時間でした。講演後の質疑応答も活発にあり、参加者の研究実践に対する士気を向上させてくれた企画でした。