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甲状腺・内分泌センター

甲状腺・内分泌センターについて

「甲状腺・内分泌センター」は、ふくしま国際医療科学センター内に、甲状腺を含む内分泌疾患の診療と研究を担うことを目的として設立されました。そのうちの診療の機能を担う「甲状腺・内分泌診療センター」は、2017年1月にみらい棟の竣工に合わせて活動を開始しました。

甲状腺・内分泌診療センターについて

甲状腺・内分泌疾患の診療は、甲状腺・内分泌内科、甲状腺・内分泌外科、泌尿器科、糖尿病内分泌代謝科、放射線科、核医学科、脳神経外科など多くの診療科によって担われています。甲状腺・内分泌診療センターは、甲状腺・内分泌疾患の患者さんの診療の総合的な窓口を内科系に一本化するとともに、それらの患者さんが最も適切な医療を受けられるように、内科系・外科系の多くの専門家の密接な連携による診療体制を実現してきました。また、診療に当たっては、ふくしま国際医療科学センターの先端医療技術・機器を活用し、先端的な医療を提供しています。福島県の委託による県民健康調査「甲状腺検査」の結果、診療が必要とされた方の受け入れも多く行っています。

多診療科間の情報共有と協力体制を促進するため、開設以来、多くのカンファレンスを定期的に開催しています。内科カンファレンスは原則として毎週、外科内科カンファレンスは月2回、グランドカンファレンスは毎月1回開催してきました。グランドカンファレンスは、甲状腺・内分泌診療に関連するすべての診療科を対象とする「全体カンファレンス」であり、毎回異なったテーマを選んで、関連する多くの診療科間で情報共有をしています。こうした活動を通じて、甲状腺・内分泌診療センターは総合的な窓口として、内分泌疾患の包括的診療スタイルを提示し、診断、治療方針決定、治療、その後の経過観察に至るそれぞれの人生設計に即した治療の体制の確立を目指しています。

今後は、内分泌専門医として働く若い世代をさらに多く育成し、より広い領域の内分泌診療で連携を強め、また、甲状腺・内分泌診療センターの活動が外からも見えるように努力したいと考えています。

福島県立医科大学附属病院ホームページの本センターのサイトもご覧ください。
https://www.fmu.ac.jp/byoin/new/sosiki/kojosen_naibunpi_center.html

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