先端臨床研究センターでは、各種疾病の早期診断・治療および研究等に取り組み、県民の皆様の安全安心を維持・確保します。

製造・ 合成部門

医療に役立つ放射性核種の製造と放射性薬剤合成を担います。

非臨床試験部門

製造・合成部門や臨床研究・治験部門との連携により、最先端のイメージング装置・高精度な測定装置を用いて、新たな診断・治療技術の開発や生体機能の解明などにおける橋渡し研究機関としての役割を果たしています。

PET検査部門

画像診断装置を用いた診療や研究を行い、健康の維持・増進に貢献します。

臨床研究・治験部門

本センターで行われる新しい医療技術等を医療現場に届けるにあたって必要となる臨床研究・治験の実施支援を行っています。

環境動態調査部門

環境中の放射性物質の分布や挙動を明らかにし、効果的な除染と安全・安心の確保に貢献します。

お知らせ

2020年6月22日研究成果が雑誌に掲載されました

当センター所属教員による研究の成果が、英国雑誌“Scientific Reports”に掲載されました。

【掲載雑誌】

 英国雑誌 “Scientific Reports”

【標題】

 Feasibility of cancer-stem-cell-targeted radioimmunotherapy for acute myelogenous leukemia   using 211At-CXCR4 monoclonal antibody

【研究者】

 織内 昇、粟生木 美穂、右近 直之、鷲山 幸信、譚 成博、

 下山 彩希、西嶋 剣一、髙橋 和弘、伊藤 浩、趙 松吉(先端臨床研究センター)

 池添 隆之(血液内科学講座)

【概要】

 腫瘍組織を構成する癌細胞は、多様な細胞集団であり、多様性のもととなる細胞が癌幹細胞であることが

分かっています。癌幹細胞は、抗がん剤などの治療に抵抗性を示す腫瘍細胞のクローンを誘導し増殖するた

め、治療が無効となり悪性度が増すと考えられています。したがって、癌幹細胞を標的とした治療が、がん

の制圧には不可欠と考えられます。

 CXCR4という分子は、癌幹細胞に広く発現し、癌細胞の増殖、浸潤ならびに転移を促進させることが知

られています。私たちのグループは、細胞障害性の強いα線を放出するアスタチン211(211At)を標識し

た薬剤による、CXCR4を標的とした治療の可能性を探る研究を行いました。

 この研究では、211Atを結合させたCXCR4に対する抗体(市販のものを使用)(211At-CXCR4 mAb)を

ヒト急性白血病の細胞を移植した動物モデルに投与し、その体内動態から腫瘍と正常臓器の吸収線量をもと

に治療効果を推定したところ、211At-CXCR4 mAbは、正常臓器の障害が許容範囲内で腫瘍細胞に十分な線

量を与えることが示されたことから、この治療は急性白血病の幹細胞を標的とする治療法として有効である

可能性が示唆されました。

 この研究の成果は、新しい治療法として海外でも注目を集め、本学が研究を進めている211Atによるがん

治療の開発につながる成果です。

 なお本研究は、科学研究費助成事業 基盤研究(B)(16H05393)として実施したものです。

【詳細】

 Feasibility of cancer-stem-cell-targeted radioimmunotherapy for acute myelogenous leukemia using 211At-CXCR4 monoclonal antibody

2019年9月17日第9回核医学画像解析研究会のご案内

伊藤浩副センター長が代表世話人を務める「第9回核医学画像解析研究会」が11月16日(土)に量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所にて開催されます。今回も日本核医学会 核医学理工分科会との共同開催となります。

トレーサーの動態解析や画像の定量解析等の画像解析をテーマとした研究会ですが、広く病態生理の計測に関する研究やMRI等の核医学以外のモダリティによる画像解析の研究も含めます。

ご興味のある方は、是非ご参加ください。

 【日時】

   2019年11月16日(土)13:00~18:00(予定)

 【会場】

   量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所(研修棟2階 講義室)

   千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1

 【核医学画像解析研究会】

   代表世話人 伊藤 浩(福島県立医科大学)

   当番世話人 生駒洋子(量研機構放射線医学総合研究所)

   世話人   渡部浩司(東北大学)

         茨木正信(秋田県立循環器・脳脊髄センター)

 【日本核医学会 核医学理工分科会】

   会長    木村裕一(近畿大学)

 【連絡先】

   〒263-8555 千葉県千葉市稲毛区穴川4-9-1

   国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構

   放射線医学総合研究所 分子イメージング診断治療研究部

   生駒 洋子

   E-mail:ikoma.yoko@qst.go.jp

 【詳細】

   第9回核医学画像解析研究会のご案内

   第9回核医学画像解析研究会リーフレット

   第9回核医学画像解析研究会プログラム

2019年3月29日先端臨床研究センターホームページ英語版を作成しました

先端臨床研究センターホームページの英語版を作成しました。
 下記URLから閲覧できますので、ぜひご覧下さい。
 <https://www.fmu.ac.jp/home/acrc/en/>

2019年1月4日第8回核医学画像解析研究会で菅野賞受賞

2018年12月8日に秋田市で開催された第8回核医学画像解析研究会において、右近直之助教が菅野賞を受賞しました。

菅野賞は、最も優れた演題を講演した方に贈呈されており、核医学画像解析研究に核医学治療の線量評価という新しい風を吹き込んだという点が評価されました。

2018年11月20日公立大学法人福島県立医科大学任期付職員採用試験(看護)を実施します

公立大学法人福島県立医科大学任期付職員採用試験を実施します。

詳細は求人情報をご参照ください。