えっ!? 腸内細菌叢が関係しているの?

 もう7年近く前になるかも知れない。通勤の車の中で聞いていた朝のラジオ番組(朝6時くらいからだったと思う)で、腸内細菌叢の話をしていた。最初は何気なく聞いていたが、週1回で何週間か続けてやっていたので、聞くのが楽しみになっていった。それまで全く知らなかった内容(腸内細菌叢の構成が変わると病気が良くなる・・・?)であり、腸内細菌叢に興味を持った(でもこの時は何も行動はしなかった)。1年以上が経過して、別件で微生物学講座の教授と会う機会があり、この話をしたら「この本を読むといいよ」と言って写真の本を紹介してくれた。「へ〜」って思うことが沢山あって、ますます興味を持った。腸の病気(潰瘍性大腸炎など)が腸内細菌叢と関係するというのは理解しやすいが、がんや神経系の疾患と関連しているというのは驚きであった。

 慢性的に痛みを抱えている人たちではどうなのかな?という疑問を持った。研究費を獲得できたので(何回か落ちたがやっと採択された)、調査することができた。結果としては、「痛みがある人たちは腸内細菌叢の多様性が低い」というものであった。この結果を何とか論文にまとめた。英文雑誌に投稿したが、採用までは至っていない状況である。しかし、何とか国際学会で発表できるところまでは来た。保健科学部の多くの教員と学生がこの調査に関わってくれたので、早く雑誌に載せてみんなに見てもらいたいと願っている。

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