福島県立医科大学 研究成果情報

第108回日本泌尿器科学会総会 第14回ヤングリサーチグラント(令和2年12月受賞)(2021-02-16)

CRSPR/Casシステムによる補体B因子ノックアウトラットを用いた前立腺肥大症の免疫学的増殖機構の解明

秦 淳也 (はた・じゅんや)
医学部 泌尿器科学講座 学内講師
        
研究グループ
秦 淳也(泌尿器科学講座・学内講師)、小島 祥敬(泌尿器科学講座・教授)、関根 英治(免疫学講座・教授)、町田 豪(免疫学講座・講師)

今回の受賞について

日本泌尿器科学会総会


 日本泌尿器科学会は明治45年4月に第1回総会を開催し、2012年に創立100周年を迎え、会員数は8200名に上ります。教育に重点を置いた国際交流も活発に行われており、グローバル化時代に対応できる人材の育成にも取り組んでいます。

賞について


 ヤングリサーチグラント賞とは、日本泌尿器科学会総会において泌尿器科学及び関連領域に関する基礎的・臨床的研究に取り組んでいる45歳以下の医師を対象に授与される賞です。

概要

 今回、『CRSPR/Casシステムによる補体B因子ノックアウトラットを用いた前立腺肥大症の免疫学的増殖機構の解明』という研究テーマに対してヤングリサーチグラントを頂くことができました。

 受賞した研究内容は、今までに私たちが前立腺肥大症と免疫反応の関連について進めてきた研究を、さらに発展させた研究内容になります。この研究が進めば、前立腺肥大症の発症機序の解明に大いに寄与する可能性があります。今回の受賞を励みに、さらに前立腺の基礎的研究を進めていきたいと思っています。


関連サイト

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