- 大前 憲史 (おおまえ・けんじ)
- 附属病院 臨床研究教育推進部 副部長・特任准教授
- 研究グループ
- 大前憲史(福島県立医科大学附属病院 臨床研究教育推進部) 栗田 宜明・伊藤 文人(福島県立医科大学 大学院医学研究科 臨床疫学分野) 大西 剛史(春日部中央総合病院 腎臓内科) 竹島 太郎(福島県立医科大学 白河総合診療アカデミー) 濱口杉大(福島県立医科大学 総合内科) 長沼 透・高橋 世・吉岡 貴史(福島県立医科大学 臨床研究イノベーションセンター) 福原 俊一(京都大学 大学院医学研究科 地域医療システム学講座 臨床疫学グループ) 須賀川研究グループ
概要
論文掲載雑誌:「The Journal of Urology」(2020, in press)
福島県須賀川市在住の75歳以上の高齢者を対象に転倒の危険因子としての過活動膀胱の重要性について縦断的に調べました。ロジスティック回帰モデル・ランダムフォレスト・決定木モデルを用いた解析の結果、たとえ切迫性尿失禁を伴わなくとも、前年に一度も転ばなかった転びにくい高齢者が過活動膀胱を有するだけで次の1年間に経験する転倒の発生が2倍以上多くなることが明らかとなりました。今後、地域での転倒予防策を検討する際に、本研究結果が重要な役割を果たすことが期待されます。臨床研究イノベーションセンターが受託した、須賀川市健康長寿推進事業からの成果です。
連絡先
公立大学法人福島県立医科大学附属病院 臨床研究教育推進部
電話:024-547-1111(代)
FAX:024-547-1468
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