福島県立医科大学 研究成果情報

第27回 日本臨床精神神経薬理学会 優秀プレゼンテーション賞〔平成29年11月受賞〕(2017-11-02)

Aripiprazole long acting injection 導入後に認知機能が改善した4例について

堀越 翔 (ほりこし・しょう)
医学部 神経精神医学講座 助教
        
研究グループ
堀越 翔、薬理遺伝チーム(三浦 至、山本慎之助、阿部 理、伊藤雅史、野崎啓子、渡辺研弥、金子春香、矢部博興)

今回の受賞について

【 日本臨床精神神経薬理学会 】
「臨床精神神経薬理学を発展させ、精神科薬物療法を向上させる」ことを目的とした学会です。
【 優秀プレゼンテーション賞 】
今回開催の学会において、プレゼンテーションが優れていた者に授与された賞です。

概要

統合失調症の認知機能障害は、多くの患者がその障害を持ち、陽性症状、陰性症状と並び中核的な症状と考えられている。そして、リカバリーを達成するためには、認知機能障害の改善が不可欠でありその点からも重要視されている。今回Aripiprazole long acting injection(APZ-LAI)導入前後にBACS-J(The Brief Assessment of Cognition in Schizophrenia-Japanese version)という認知機能評価バッテリ-を用いて評価し、認知機能が改善した4例を経験したので報告した。

(堀越 翔)


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公立大学法人福島県立医科大学 医学部 神経精神医学講座 助教 堀越 翔
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