福島県立医科大学 研究成果情報

第27回日本泌尿器内視鏡学会総会 ヤングエンドユロロジストアワード 〔平成25年11月受賞〕(2013-11-30)

「ロボット支援下前立腺全摘除術における早期尿禁制を規定する因子」

佐藤 雄一 (さとう・ゆうい)
福島県立医科大学医学部 泌尿器科学講座 病院助手
        

今回の受賞について

【日本泌尿器内視鏡学会】
1987年に日本Endourology・ESWL研究会(EE研究会)として発足した学会です。
泌尿器腹腔鏡下手術研究会の発展に伴い、尿路内視鏡手術ESWLと腹腔鏡手術を2本柱とする学会となり、2011年5月日本泌尿器内視鏡学会と改称され、現在3500名程度の会員で構成されています。近年ではロボット支援手術、単孔式手術などの低侵襲手術の発展に尽力しています。
ヤングエンドユロロジストアワードは2012年の第26回総会より新設された、40歳以下の若手を対象にした賞です。

概要

11月7日~9日に名古屋市で第27回日本泌尿器内視鏡学会総会が行われました。
私は『ロボット支援下前立腺全摘除術における早期尿禁制を規定する因子』の題で、今年2月に当院に導入されたda Vinci Siサージカルシステムで実施しているロボット支援前立腺全摘除術について、その短期成績と前立腺全摘術で特に問題となる術後の尿禁制について報告致しました。
今回、ヤングエンドユロロジストアワードを受賞し、今後、さらにロボット支援手術のみならず、内視鏡手術を含めた低侵襲手術の向上に努めていきたいと思います。

参考: 泌尿器科学講座ホームページ 受賞報告のページ

(佐藤雄一)


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