看護教育企画小委員会主催「看護学実習における教員の役割の担い方に関する共有会」

 看護教育企画小委員会主催の「看護学実習における教員の役割の担い方に関する共有会」が7月25日に開催されました。

 文部科学省は、令和2年に「看護学実習ガイドライン」を策定し、大学・実習施設・学生のそれぞれの役割や協働について指針を示しました。今回の共有会では、そのガイドラインの教員の役割にフォーカスを当てて、これまでの実習指導を振り返りながら看護学実習の教育において大切にしていることや指導方法の工夫、悩みを語り合いました。

 参加した教員からは、「実習指導をどのように関わっているのか、工夫していることが共有できた。」「参考にしていこうと思えた。」などの感想が寄せられました。それぞれの教員が看護学実習における教員の役割を考える時間となりました。 現在、大学における看護系人材養成の在り方について、今後の社会情勢の変化や国民のニーズに対応できるより質の高い、次世代を担う人材を養成するために検討がなされています。看護教育の中でも、実際の看護の現場に出向く臨地実習は重要な位置づけにあり、教員は実習がより充実するよう多様な役割を担い、日々試行錯誤しています。今後ともより学び多き実習になるよう教員一同、指導力向上のために研鑚を積んでいきたいと思います。

参考: 「看護学実習ガイドライン」