2026年

第111回日本消化器内視鏡学会総会

2026年5月8日(金)から10日(日)にかけて,第111回日本消化器内視鏡学会総会が,神奈川県横浜市のパシフィコ横浜 会議センターおよび展示ホールABにて開催され,学会関連研究会にも多数参加しました.

内視鏡診療部からは,部長の引地拓人(病院教授),副部長の中村純(学内講師),根本大樹(助教),加藤恒孝(助教),栁田拓実(助手)が参加しました.また,内視鏡診療部関連として,消化器内科学講座の綿引優,持丸友昭,大塚充,亀岡英介も参加しました.

なお,引地は社団評議員,中村,根本,加藤,栁田は学術評議員として,評議員会へも参加しました.

司会や演者としての役割は以下です.

引地は,前日の5月7日(木),消化器内視鏡推進連絡会議に参加しました.

また,5月8日(金)からの本会では,PENTAX社のランチョンセミナーならびにフォレストホールディング社のブースセミナーの司会を務めました.また,5月10日(日)には,ビデオワークショップ「上部消化管静脈瘤に対する内視鏡診療の最前線」において司会を担当しました.同日のランチョンセミナーにおいても司会を務め,附置研究会「内視鏡用視野確保ゲルを用いた内視鏡診断および治療手技に関する研究会」では一般演題の座長ならびに世話人として参加しました.そのほか,附置研究会「初学者のための内視鏡教育のあり方と標準的基本技能の指導法を確立するための研究会」に世話人として,関連研究会「内視鏡検査・周術期管理の標準化に向けた研究会」に上部消化管統括世話人として,「上部消化管狭窄に対する内視鏡治療ガイドライン作成委員会」に評価委員長として,参加しました.

中村は,一般演題で,「生体ブタを用いたESDハンズオンの教育効果と意義~アンケート調査より~」を発表しました.

根本は, 前日の5月7日(木) 「胃と腸大会」に読影委員として参加しました.学会期間中は, 一般演題「小腸・炎症」において座長を担当し, ハンズオンセミナー「下部ESD」のインストラクターを務めました. また,ワークショップ「小腸内視鏡診療の最前線」においては, 大腸グループの持丸とともに,「放射線透視小腸・大腸内視鏡検査における放射線被ばくの現状」を発表しました。

加藤は,ビデオワークショップ「上部消化管静脈瘤に対する内視鏡診療の最前線」において,「食道静脈瘤に対するTXI観察下gel-immersion EISの有用性」、一般演題で,「食道静脈瘤と門脈血栓の同時合併肝硬変患者における治療戦略」を発表しました.また附置研究会「内視鏡用視野確保ゲルを用いた内視鏡診断および治療手技に関する研究会」において、「食道静脈瘤に対するTXI観察下GI-EISの有用性」、 ブースセミナーとして「3D Endoscopic Visualization System ”MONOSTEREO” の使用経験」を発表しました。 

栁田は,一般演題で,「20mm以下の胃粘膜下病変におけるEUS-FNAの適応基準」、ポスターで,「新規バンパー型胃瘻ボタンの有用性」を発表しました.

内視鏡診療部関連として,消化器内科学講座の大塚は,一般演題で,「ハサミ型ナイフを用いた表在型非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍に対するgel immersion ESD」を発表しました.

本総会では,上部消化管静脈瘤に対する内視鏡診療,胃粘膜下病変に対するEUS-TA,PEG,十二指腸腫瘍に対する内視鏡治療,ESD教育など,当部および関連講座の診療・研究に関わる幅広いテーマについて発表・討論を行いました.また,第94回日本消化器内視鏡技師学会では,内視鏡診療を支えるメディカルスタッフとの連携や教育についても議論を深めることができました.

今回得られた知見や他施設との交流を,今後の診療,教育,研究に活かしていきたいと思います.

第94回日本消化器内視鏡技師学会

2026年5月8日(金)から9日(土)にかけて、第94回日本消化器内視鏡技師学会が、埼玉県さいたま市の大宮ソニックシティにて開催されました。

福島県立医科大学附属病院 内視鏡診療部からは、部長・病院教授の引地拓人ならびに消化器内視鏡技師(臨床検査技師・主任)の氏家洋幸が参加しました。

引地は、シンポジウム「消化器内視鏡技師の進化・深化 〜わたしたちのあるべき姿を描く〜」において、基調講演「消化器内視鏡技師のSHINKAへの期待 ~応援する一人の医師からのメッセージ~」を担当するとともに、コメンテーターも務めました。

消化器内視鏡診療においては、医師のみならず、看護師、臨床検査技師、臨床工学技士をはじめとする多職種のメディカルスタッフが連携する“チーム医療”が極めて重要です。その中核を担う存在として、消化器内視鏡技師を取得したメディカルスタッフには高度な専門性と安全管理能力が求められています。

福島県立医科大学附属病院 内視鏡診療部では、今後も多職種協働によるチーム医療を推進し、安心・安全で質の高い消化器内視鏡診療の提供に努めてまいります。

 

第112回日本消化器病学会総会

2026年4月16日(木)~18日(土)に、第112回日本消化器病学会総会が福井・金沢の2都市にて開催されました。

内視鏡診療部からは、部長の引地拓人(病院教授)および根本大樹(助教)が、座長および演者として参加しました。

引地は、日本消化器病学会評議員として本総会に参加し、ミニオーラルセッション「胃・十二指腸 内視鏡」の座長を務めました。

根本は、同時開催された第15回Asian-Pacific Topic Conferenceにおいて、AIを用いた早期大腸癌の深達度診断に関するポスター発表を行いました。また、早期大腸癌に関する口演セッションではDiscussantを担当しました。

内視鏡診療部関連の参加者としては、長島智里(消化器内科)が「キャリア支援委員会特別企画 第8回 若手優秀演題カンファレンス―症例に学ぶ」において、東北地区代表として「小腸への病態進展に対して空腸瘻造設が著効した慢性特発性偽性腸閉塞の一例」を発表しました。さらに、綿引優(消化器内科)は、パネルディスカッション「薬剤性消化管障害の病態と診療の新展開」において、「免疫チェックポイント阻害薬関連腸炎におけるステロイド抵抗性予測因子の検討」を発表しました。加えて、杉本充(消化器内科)もワークショップにて発表を行いました。

本学会で得られた新たな知見や他施設との交流を、今後の診療および研究のさらなる発展に活かしてまいります。

第10回福島PEGと経腸栄養と在宅医療フォーラム

2026年4月11日(土)に第10回福島PEGと経腸栄養と在宅医療フォーラムが, 福島県会津若松市の「公立大学法人会津大学講堂」にて開催されました.

このフォーラムは,安全なPEGの普及とPEG等による栄養管理を通して人々のQOL向上,在宅医療および地域連携を推進することを目的に開催されています.

内視鏡診療部から,栁田拓実(助手)が演者として参加しました.

栁田は,「新規バンパー型胃瘻カテーテル イディアルボタンZEROによるカテーテル交換の安全性」を発表しました.

今回のフォーラムでは,医師のみならず,看護師をはじめとする多職種ならびに医療分野以外の立場からの発表もあり,在宅療養および地域連携について理解を深める有意義な機会となりました.本フォーラムで得られた知見を日常診療に還元し,今後とも福島県北地区における切れ目のない医療の提供に努めてまいります.

第98回日本胃癌学会総会

2026年3月4日(水)~ 6日(金)に第98回日本胃癌学会総会が,沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターにて開催されました.

内視鏡診療部から,部長(病院教授)の引地拓人,副部長の中村純,助教の加藤恒孝が現地参加しました.また,内視鏡診療部関連では,公立相馬総合病院消化器科の藁谷雄一先生(元内視鏡診療部所属)および消化器内科学講座助手の大塚充先生が参加しました.

引地は,附置研究会「ESD研究会」に世話人として参加しました.中村は,Oral 5  「LECS/Function-preserving Surgery」において「胃GISTに対するLECSの治療成績 -内視鏡医が担う切除の意義-」を発表し,Abstract Award(優秀演題賞)を受賞いたしました.加藤は,シンポジウム 15「H.pylori陰性時代の胃癌診療」において,「ESDを施行した胎児消化管類似胃癌の検討」を発表しました. 藁谷先生は「難治性の胃ESD後出血に対しROLMが有効だった1例」,大塚先生は「家族性大腸腺腫症の残胃非萎縮粘膜に発生した胃腸混合型早期胃癌の一例」の演題でポスター発表をしました。

本学会では,消化器内視鏡の診断や治療,病理診断に関連するセッションも多く開催され,知識を深める貴重な機会となりました.

今回得た最新の知見を,今後の診療や研究に活かしていきたいと思います.

GI Week 2026

2026年2月20日(金)~22日(日)にGI week 2026が, 熊本県熊本市の「熊本城ホール」にて開催されました.

このGI weekは,第22回日本消化管学会総会学術集会,The 19th IGICS (International Gastrointestinal Consensus Symposium,第53回日本潰瘍学会,第19回日本カプセル内視鏡学会学術集会の4学会が合同で開催されるものです.

内視鏡診療部から,部長の引地拓人(病院教授),副部長の中村純(学内講師),栁田拓実(助手)が演者,司会・座長として参加しました.引地は日本消化管学会ならびに日本カプセル内視鏡学会の代議員, 中村と栁田は日本消化管学会に代議員としても参加しました.

引地は,日本消化管学会のコアシンポジウム4「消化管腫瘍学の新展開【上部消化管腫瘍に対する内視鏡治療の最前線】」で主司会を担当しました.また,日本消化管学会の教育講演会において「食道胃静脈瘤に対する内視鏡治療の基本と最新の話題」の講師を担当しました.

中村は,日本消化管学会の一般演題3「咽頭・食道の内視鏡診療部診断・治療」で司会を担当しました.

栁田は,日本消化管学会はコアシンポジウム4で「放射線治療後の局所遺残・再発食道癌に対する光線力学的療法における1/2周超ならびに複数セッション施行病変の検討」を発表しました.

今回の学会では,最新の知見や技術を学ぶ貴重な機会となりました.また他施設との交流を通じて,今後の診療や研究への新たな視点も得られました.日々の診療・研究に活かし, 福島から信頼性の高いエビデンスを発信し続けられるよう, 今後も研鑽を重ねてまいります.

日本消化器病学会東北支部第220回例会、第175回日本消化器内視鏡学会東北支部例会

2026年2月6日(金)~7日(土)に日本消化器病学会東北支部第220回例会、第175回 日本消化器内視鏡学会東北支部例会が合同で、宮城県仙台市の「フォレスト仙台」にて開催されました.

内視鏡診療部から,部長の引地拓人(病院教授),副部長の中村純(学内講師),根本大樹(助教),加藤恒孝(助教),栁田拓実(助手)が演者,司会・座長として参加しました.引地は,消化器内視鏡学会東北支部の幹事ならびに両学会の支部評議員,中村,根本,加藤,栁田は両学会の支部評議員としても参加しました.

引地は,パネルディスカッション「働き方改革時代の内視鏡教育の現状と工夫」で司会を担当しました.

中村は,特別シンポジウム1「シニアからの提言:若手に伝えたい、ベテラン消化器病・内視鏡医の心に残る症例・研究」で司会を担当し,パネルディスカッション「働き方改革時代の内視鏡教育の現状と工夫」で「生体ブタを用いた ESD ハンズオンの教育効果と意義~アンケート調査より~」を発表しました.

根本は,シンポジウム1(消化管)「消化器疾患の継往開来」で司会を担当し,一般演題「小腸・その他」で「新型バイポーラ止血鉗子を用いた押し当て通電法の検討:Ex-vivo 実験」を発表しました.

加藤は,一般演題「咽頭・食道」での座長を担当し,シンポジウム1(消化管)「消化器疾患の継往開来」で「食道静脈瘤に対する TXI 観察下 gel-immersion EIS の有用性」を発表しました.

栁田は,シンポジウム2(消化管)「診療科横断的な消化器病診療の現状と課題」で「抗血小板薬内服患者における食道 ESD の後出血等の偶発症に関する検討:多施設共同後ろ向き観察研究」を発表しました.

内視鏡診療部関連の参加者としては,大塚充(消化器内科)が,シンポジウム1(消化管)「消化器疾患の継往開来」で「ハサミ型ナイフを用いた表在型非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍に対する gel immersion ESD」を発表しました.金生直哉(消化器内科)が,消化器内視鏡学会の第31回プレナリーセッション「めざせ!消化器内視鏡専門医」で「CAPOX 療法による類洞閉塞症候群により,同時に食道・胃・十二指腸静脈瘤を生じた一例」を発表し優秀演題賞を受賞しました.

今回の学会で得た新しい知見や他施設との交流を,今後の診療,研究に活かしていきたいと思います.

令和7年度 山口県胃内視鏡検診研修会

2026年1月25日(日)、山口県医師会(山口県山口市)にて令和7年度 山口県胃内視鏡検診研修会が開催され、副部長の中村純が講演の機会をいただきました。

本研修会は、山口県内における胃内視鏡検診の質向上を目的として開催され、内視鏡診療およびがん検診に携わる多くの先生方が参加されていました。当日は、「福島市胃がん内視鏡検診の現状とAI活用の可能性」をテーマに、福島市における胃がん内視鏡検診の現状のほか、内視鏡AIの現状と今後の展望について講演を行いました。

座長は、山口県消化器がん検診研究会 会長 檜垣真吾 先生が務められ、会場では活発な質疑応答が行われました。参加者の先生方との意見交換を通じて、地域における胃内視鏡検診の課題や将来展望について理解を深める、非常に有意義な研修会となりました。

本研修会を通じて、胃がん内視鏡検診における精度管理の重要性を改めて認識するとともに、AI技術の導入が今後の検診体制に果たす役割について考える貴重な機会となりました。

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