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北海道・福島 合同FaMReF(前編)

2015/07/15

葛西教授のブログ リュージュの伝言 第47回 にも紹介されていますが、7月4日・5日の2日間、北海道更別村で北海道家庭医療学センター・福島医大地域・家庭医療学講座合同FaMReFを開催しました。

 

20年前に誕生した北海道家庭医療学センターと、10年前に誕生した福島医大 地域・家庭医療学講座。どちらも葛西教授が立ち上げた組織であり、ルーツを同じくする仲間があつまり一緒に学ぶ企画として、この合同FaMReFが企画されました。

 

オリエンテーションでは更別村の西山村長にもお越しいただき、北海道家庭医療学センターの皆さんの大歓迎も頂いての開会でした。

 

最初は更別村国保診療所の山田康介先生によるディベート企画。地域・コミュニティをケアする視点を考える企画、「自分が診療する地域に住む?住まない?」というディベートを行いました。

 

ディベートですから、参加者自身の本心ではなく、自分のグループの立場での議論を展開します。話題提供として、山田先生が「住む派」当講座の菅家助教が「住まない派」のプレゼンを行い、専攻医を2つのグループに分けてディベートを行いました。

 

自分の診療する地域に住むことのメリット・デメリットを考えることを通し、地域のどの様な情報を診療に役立てているのか、自分がどのように見られているのか、など議論が深まりました。

 

続いて、葛西教授のシネメデュケーションです。北海道家庭医療学センター時代から葛西教授が続けている教育手法で、映画のクリップをみて、考えたことをフリーディスカッションしました。今回は豪華2本立てでしたが、ディスカッションには全く違和感なく、やはり源流は一緒なんだな、ということを感じたセッションでした。

 

 

続いて北海道家庭医療学センターのFaMReFで行う「家庭医療学的振り返り」を合同メンバーで行いました。当講座からは専攻医の森先生、北海道家庭医療学センターからは専攻医の三島先生が、経験した事例をプレゼンテーションしてくれました。その経験をもとに専攻医同士がディスカッションを行って学びを深めていきました。

 

 

そんなこんなで、あっという間に4時間が過ぎ。第1回合同FaMReFのお勉強セッションは幕を閉じました。引き続き、交流セッションになるのですが、その話はまた後日ということで。


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