別科助産学専攻

別科助産学専攻の3つの方針(ポリシー)(令和5年4月現在)

福島県立医科大学別科助産学専攻では、リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関わる健康生活を支援するために、周産期を中心とした女性と家族におけるライフサイクル全般で活躍できる専門知識、判断力、実践力を有し、いのちにかかわることに責任を持ち、豊かな人間性とケアリング能力を有する助産師を養成することを目的としている。

教育理念

  1. リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関わる健康生活を支援するために、周産期を中心とした女性と家族におけるライフサイクル全般で活躍できる専門知識、判断力、実践力を有する助産師を養成する。
  2. いのちにかかわることに責任を持ち、豊かな人間性とケアリング能力を有する助産師を養成する。

教育目標

  1. いのちを尊び、人に寄り添い、対象の主体性を尊重できる倫理的感応力を修得できる。
  2. 科学的根拠に基づいた専門的知識と技術を修得し、安全・安心で有効なマタニティケア能力を修得できる。
  3. 女性の生涯を通じた支援者として、その人の持つ力が最大限発揮できるよう支援するためのウィメンズヘルスケア能力を修得できる。
  4. 周産期医療チームの一員として、助産師の専門性を発揮し、多職種多機関と連携・協働して福島の母子保健・医療・福祉の向上・発展に貢献できる助産実践能力を修得できる。
  5. クリティカルな思考で助産学を探究し、助産師として自己研鑽する専門的自律能力を修得できる。

修了認定・修了証書授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

福島県立医科大学別科助産学専攻では、所定の期間在学し修了要件となる単位を修得するとともに、以下の能力を身に付けたと認められた学生に対して修了を認定し、修了証書を授与する。

  1. ケアリング能力を培い、対象に寄り添い信頼関係を築き、最善のケアを提供できる能力を修得している。
  2. 科学的根拠に基づいた専門的知識、技術を修得し、対象の状況に即した安全・安心で有効な助産ケアを実施できる能力を修得している。
  3. 保健・医療・福祉に携わるチームメンバーの一員としての助産師の役割と責任を自覚し、多職種多機関と連携・協働して地域のニーズに貢献できる助産実践能力を修得している。
  4. クリティカルな思考を培い、自ら助産課題を探究できる能力を修得している。
  5. 助産師としてのアイデンティティを形成し、助産師としての自覚と誇りを持った自律性のある助産活動を継続できる能力を修得している。

教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)

福島県立医科大学別科助産学専攻では、養成する人材像及びディプロマ・ポリシー(修了認定・修了証書授与方針)に基づき、アクティブラーニングを取り入れ、共に学び共に育ち、助産師としての個々のアイデンティティの形成を促せるよう、カリキュラム・ポリシーを以下のとおりとする。

  1. 【基礎領域】では、助産学の基本概念や理論、助産師の役割・責務、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを学修し、助産師としての基本資質能力および倫理的感応力を高め、自律した助産師を育成するための基礎となる科目を置く。
  2. 【実践領域】では、妊娠・分娩・産褥・新生児期および地域母子保健におけるマタニティケアの実践に必要な専門知識・技術を、講義・演習・実習を通して学修し、安全・安心で有効な助産実践能力を修得するための科目を置く。さらに、女性のライフステージに合わせて支援するためのウィメンズヘルスケアの実践を学び、女性の生涯の支援者として活動できる助産実践能力を修得するための科目を置く。
  3. 【探究領域】では、広い知識や視野を持った助産活動を展開するために、安全管理、地域・国際活動、放射線被ばくを含む環境保健など現代社会のニーズと課題に取り組む科目を置く。さらに、研究的なプロセスおよびクリティカルな思考を培うための科目を置く。

入学者の受入に関する方針(アドミッション・ポリシー)

福島県立医科大学別科助産学専攻では、リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関わる健康生活を支援するために、周産期を中心とした女性と家族におけるライフサイクル全般で活躍できる専門知識、判断力、実践力を有し、いのちにかかわることに責任を持ち、豊かな人間性とケアリング能力を有する助産師を養成することを目的としている。

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