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国際交流 International Exchange

ドイツ・ユリウス・マクシミリアン大学ヴュルツブルク(ヴュルツブルク大学)医学部と福島県立医科大学の大学間協定締結のご報告

本学は10月19日、新たにドイツ・ユリウス・マクシミリアン大学ヴュルツブルク(ヴュルツブルク大学)医学部と大学間協定を締結致しました。

ヴュルツブルク大学は、シーボルトの出身大学で、X線を発見したヴィルヘルム・レントゲンなど多数のノーベル賞受賞者を輩出したドイツで最も歴史ある大学の1つです。ドイツは、核医学分野の先進国であるとともに、原発・核兵器の両面から原子力災害体制整備に取り組んできたヴュルツブルク大学と核医学分野で共同研究できることは、各種疾病の早期診断や放射性薬剤の研究開発など、本県の復興を医療の面から支える本学にとって、大変有意義なものです。

東日本大震災に引き続き発災した東京電力福島第一原子力発電所事故以降、本学はWHO−REMPAN(国際緊急被ばく医療ネットワーク)のメンバーとして、ヴュルツブルク大学と国際会議の場などで専門家交流を続けてきました。本年3月には、本学先端臨床研究センターと核医学分野に関する交流を行い、WHO-REMPAN活動に加えて、先端核医学の分野で共同研究の推進を図ることで合意し、原子力災害医療の連携協力と共に交流協定を締結する運びとなりました。

また、本年4月に開設した福島国際研究教育機構(F-REI)の第4分野「放射線科学・創薬医療」と第5分野「原子力災害に関するデータや知見の集積、発信」の両分野への貢献を目指す本学にとって、これまで得られた経験と知見を世界に向けて発信・共有するうえでヴュルツブルク大学は大変重要なパートナーになるものと期待されています。

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左から、竹之下理事長兼学長、国際交流部長兼核医学科長Andreas K. Buck教授

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締結式出席者による集合写真

事務担当 : 企画財務課 (企画担当)

電話 024-547-1013(直通)/ 内線:2253
FAX 024- 547−1991
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