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国際交流 International Exchange

国立台湾大学医学部附属病院、栄民総醫院からの視察団が来学しました

2023年10月11日、国立台湾大学病院医師2名、栄民総醫院医師・看護師6名が、緊急被ばく医療の連携強化の為に本学を視察に訪れました。両機関とは東日本大震災・福島第一原子力発電所事故以降、原子力災害医療人材の相互交流が続いていますが、中でも台湾大学病院の鄭銘泰(Ming-Tai)救急・災害医療主任医師は、2012年初めて本学を訪問した台湾の原子力災害医療の中心的人物であり、核医学の先生らと連携して台湾における被ばく医療のネットワークを構築しています。

国立台湾大学医学院(以下、台湾大学)は台湾屈指の総合大学であり、世界的な評価が高い大学です。台湾大学と本学は、2022年12月29日、台湾大学において医学研究の共同プロジェクト等の推進、学術セミナー等の共同開催、及び学生の交流促進を目的に、学術交流協定を締結していましたが、今回の視察は、協定締結後初の来学となりました。また栄民総醫院は、台湾初の重粒子線治療装置を導入するなど台湾に於ける放射線・核医学治療を牽引しています。

視察団は、本学の放射線災害医療センターと先端臨床研究センターを重点的に視察し、具体的な共同研究について議論を行いました。特に、放射線災害医療学講座長谷川有史主任教授らが開発したバーチャル画面を通じた実習など新たな体験をされました。今後、原子力災害医療と核医学の両分野での連携強化を進めていく予定です。

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台湾視察団と本学の教員らとの集合写真

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放射線災害医療センターでのバーチャル実習の一コマ

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