福島県立医科大学 研究成果情報

第74回日本大腸肛門病学会 研修医セッション最優秀賞(令和元年10月11日受賞)(2019-12-06)

ex vivo試験における大腸ポリープの発見能:研修医はAIに勝てるのか?

佐藤 雄翔 (さとう・ゆうき)
会津医療センター附属病院 臨床研修医
        
研究グループ
福島医科大学会津医療センター附属病院 小腸・大腸内科、大腸肛門外科
佐藤雄翔、根本大樹、愛澤正人、歌野健一、五十畑則之、遠藤俊吾、冨樫一智

今回の受賞について

第74回日本大腸肛門病学会


日本大腸肛門病学会は下部消化管学に特化した学会として臨床、研究、教育を行う学会で、第74回日本大腸肛門病学会は「こだわり(KODAWARI-Show your originality!」というメインテーマのもと開催されました。

賞について


研修医セッションとして18の演題の中から最優秀賞を受賞しました。

受賞概要


動画を用いたex vivo試験において、人工知能(artificial intelligence: AI) ・内視鏡専門医・研修医の大腸ポリープ発見能を比較しました。AIの発見能は、内視鏡専門医より低いが研修医よりは高い結果を示しました。AIのみが検出しえたポリープも存在したことからは、補助診断ツールとして活用できる可能性が示唆されました。


関連サイト

連絡先

 公立大学法人福島県立医科大学会津医療センター附属病院

 臨床研修医 佐藤 雄翔
 電話:代表0242-75-2100 

 メールアドレス:yuk-sato@fmu.ac.jp(スパムメール防止のため、一部全角表記しています)