福島県立医科大学 研究成果情報

国際医学雑誌「The Journal of Nutrition, Health and Aging(in press)」掲載(2019-08-02)

SARC-F Validation and SARC-F+EBM Derivation in Musculoskeletal Disease: The SPSS-OK Study

サルコペニアのスクリーニングに用いられるSARC-F質問票の運動器疾患における検証と、"SARC-F+EBM"診断法の開発

栗田 宜明 (くりた・のりあき)
大学院医学研究科臨床疫学分野  特任教授
        
研究グループ
栗田宜明(福島医大 大学院医学研究科 臨床疫学分野)、脇田貴文(関西大学)、紙谷司(京都大学)、和田治・水野清典(あんしん病院)

概要

論文掲載雑誌:「The Journal of Nutrition, Health and Aging」(in press)


加齢や疾患によって筋肉量が減り、筋力が低下した状態である「サルコペニア」という症候群が、最近注目されています。サルコペニアのスクリーニングで用いられる、5項目の質問による「SARC-F質問票」の診断性能を、運動器疾患およそ960人で検証しました。さらに、5項目の質問に”EBM”(Eldely [高齢]とBMI [体格指数の低値])を加えた”SARC-F+EBM”方式を考案して、サルコペニアの診断性能がどの程度改善するかを調べました。

SARC-F単独では感度・特異度が不良でしたが、SARC-F+EBMでは約80%・70%でした。SARC-F質問票単独に比べて、”SARC-F+EBM”方式の感度やAUCが優れました。この簡便な”SARC-F+EBM”がサルコペニアのスクリーニングに活用できる可能性を示しました。

※SARC-F質問票は、栗田の所属する分野のホームページから、情報を入手することができます。もとは英語の質問票でしたが、正式な手続きを経て、日本語版をご活用頂くことができます。


詳細及び各お問合せについては、下記のプレスリリースをご覧ください。

連絡先

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