福島県立医科大学 研究成果情報

第259回日本泌尿器科学会東北地方会優秀演題賞(平成31年4月受賞)(2019-06-24)

多発骨転移を来たした小径腎癌の症例

本田 瑠璃子 (ほんだ・るりこ)
医学部 泌尿器科学講座 助手
        
研究グループ
本田瑠璃子、小川総一郎、小名木彰史、丹治亮、松岡香菜子、星誠二、胡口智之、秦淳也、佐藤雄一、赤井畑秀則
片岡政雄、羽賀宣博、石橋啓、小島祥敬

今回の受賞について

日本泌尿器科学会東北地方会について


東北6県の日本泌尿器科学会員によって構成され、東北地区における泌尿器科領域の診療および研究の向上を図るために開催されています。各セッションでは多くの施設から提示され、白熱した議論が繰り広げられました。

賞について


審査対象は優秀演題賞セッションの中から審査されます。

受賞概要


小径腎細胞癌は一般的に予後良好とされていますが、同時性遠隔転移を有する症例も存在します。私は、小径腎癌が骨転移をきたす機序について、原発巣および転移巣に対する免疫染色やCTCs(Circulating Tumor Cells)を用いて、その癌が示す病理学的特徴、悪性度と関連したNRF2遺伝子発現の有無、転移の機序について考察しました。

この発表を通して学んだことをこれからの診療に活かせるよう、さらに学んでいきたいと思います。


関連サイト

連絡先

公立大学法人福島県立医科大学 泌尿器科学講座

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