
- 栗田宜明 (くりた・のりあき)
- 附属病院 臨床研究教育推進部 部長・准教授
- 研究グループ
- 栗田 宜明(くりた・のりあき)
概要
論文掲載雑誌:「JAMA Network Open」(2019年)
東日本大震災と津波によって、福島第一原発事故が発生しました。本研究では、大震災と原発災害が福島市の出生率(月別データ)に与えた影響を、臨床疫学的手法で分析しました。震災後2年の間は、およそ10%の出生率の低下があったと推定しました。震災後2年以降から2017年までの出生率は、震災前の傾向と同様でした(統計手法によると、震災によって出生率の傾向が震災前と比べて変わったとは言えない分析結果を得ました)。一時的な出生率の低下からの回復は、復興の努力の反映であると考えられました。
連絡先
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