2024年度 修士論文発表会が開催されました

大学院看護学研究科博士前期課程(修士課程)の修士論文発表会が3月7日に開催され、5人の大学院生が、2年以上かけて研究した成果を発表しました。

今年は、母性看護学・助産学(助産学分野)と基礎看護学(看護生命科学分野)が開設されてから、初の修了生が出ました。これにより、研究分野も臨床から基礎研究に至るまで多様となり、有意義で興味深い発表会になりました。

今後は、研究の成果が臨床で応用されたり、学会や論文で発表されることで広く周知され、看護学に貢献することが期待されます。修士の学位を取得された学生の皆さんは、この後、臨床に戻ったり、さらに博士後期課程(博士課程)に進学する方もおり、ますますの活躍を期待しております!

発表終了後の大学院生の笑顔

<発表題名>

  • 精神科長期入院患者の退院支援での行き詰まり感を感じている看護師への支援の検討(精神看護学)
  • プリセプター保健師が同僚保健師に支えられたと感じた体験(在宅看護学)
  • 助産所の助産師が産後4ヶ月までの母親に行う母乳育児支援(助産学)
  • 外来薬物療法を受ける高齢消化器がん患者のフレイルに関連する要因(がん看護学)
  • 放射線によるマウスの唾液腺障害の組織学的な観察研究(看護生命科学)