学部4年生の「地域包括ケア実習Ⅰ」が始まりました。
この実習は、医療・介護・予防・住まい・生活支援からなる地域包括ケアシステムを担う医療施設において、急性期病院の中でケアの対象となる人とその家族の理解と意思を尊重した継続的看護および対象者を支えるための他医療専門職の役割と協働について学習することを目的としています。
これまでの病院実習とは違った視点で、学生全員が、「患者サポートセンター」「外来看護部門」「関連部門(リハビリテーションセンター・薬剤部・栄養管理部)」で実習を行います。それぞれの実習での学んだことを、グループで共有し、ディスカッションしながら、地域包括ケアについて考えを深めています。

某日午後、これから「患者サポートセンター」と「薬剤部」での実習へ出発する明るく元気な5名です!

こちらは「患者サポートセンター」です。地域の方々にとって、いつでも最新最良の医療 、継続性のある適切な医療を受けることができる入り口でもあります。実習では、入院や退院に関する面談・退院支援のカンファレンスから、さまざまな患者さんやご家族への具体的な支援について学ぶことができました。

とても優しくて頼もしいスタッフの方々、また看護師長と副看護師長のお二人からも温かなご指導をいただきました。


こちらは、学内学習中の学生の様子です。
「患者サポートセンター」「リハビリテーションセンター」「栄養部」で午前中に実習した内容を振り返り、記録にまとめています。また、「脳血管疾患の患者さんの事例学習」の課題に取り組んでいる学生は、情報のアセスメント・看護計画を考えています。ある学生は、患者さんやご家族がどのように暮らしていきたいかという意思を尊重した具体的なケアを考えていることを説明してくれました。

毎日のカンファレンスでは、各グループで実習内容を共有します。実習の学びで裏付けられる発言内容の深さに担当教員も感心しています。

最終日の全体カンファレンスでは、附属病院看護部の副部長さん、看護師長さんにもご参加いただきました。
とても良き評価をいただきました❤
来週からは「地域包括ケア実習Ⅱ」となります~みなさん頑張ってください~