慢性心不全認定看護師
慢性心不全認定看護師を目指すきっかけ
近年、医師、看護師だけではなく、薬剤師、検査技師などのコメディカルスタッフなど医療に携わる全ての職種がそれぞれの専門性を活かし、連携して病院内で横断的に患者さんの治療にあたる「チーム医療」が求められています。補助人工心臓(VAD)チームでは診療科や所属を超え、チーム構成メンバーが幅広く集まっており、看護師においては、手術部~ICU~救命センター~病棟~外来間の看護師間連携が取れています。
私が慢性心不全認定看護師を目指したきっかけには、まさにそういった背景があり、周囲を納得させるだけの自分自身の知識やスキルが不十分であり、勉強の必要性を強く感じたからです。
VADチームの活動について
外来やリハビリ、退院前の外出・外泊トレーニング、復職支援のための職場訪問などを多職種で行っています。また、月に2回 VAD多職種カンファランスを開催し、倫理的検討や患者それぞれの目標や着地点をチームで設定し、誰ががいつまで何をやるかを決めています。さらには、地域連携を進めるため、地域後方病院や消防署での勉強会も開催しています。
チーム医療の中心はあくまでも患者さんです。患者さんを主語とする共通目標を持ち、各職種がそれに向かって自分の得意なこと、やるべきことを最大限に発揮できるよう心がけています。
チームにおける看護師が果たす役割
VADチームにおいて看護師が果たす役割は、継続的に意思決定支援に関わり、患者さんの思いを引き出し、患者さんの自己決定の擁護者となることです。具体的には、創部管理やシャワー浴など、在宅療養に向けた各種トレーニングの指導をします。チーム医療を潤滑に進めるためのコーディネーター役として関われていると思えます。