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先輩研修医からのメッセージ

Message from senior

自由に設定できるプログラムで様々な経験がしたい

2年次臨床研修医 
  内山 由美子ダーリヤ 先生

大学病院での初期研修について考えたことはありますか? 多くの人は第1希望として挙げたことはないかもしれません。学生時代の実習と研修医としての研修は、全く異なります。

当院の魅力の一つは、研修プログラムを自由に設定できることです。全ての必修科目をどの病院で、どの科を選んで研修するかも自由に選べます。内科では総合内科が必修科目となっており、診察所見から診療方針を立てることを学べます。また、診療科は多数あり、全てから選択可能です。福島県内では、これだけ診療科が充実している病院は他にありません。

さらに、2年間の研修期間中に最大12ヶ月間、外病院を選択することも可能です。2024年度の2年次では、外病院を選択しない人から5ヶ月間選択する人まで様々です。研修中に同期も様々な経験を積むため、同期から学ぶことが多くあります。また、上級医からのフィードバックも多くあり、教育体制としても充実しています。common diseaseや基本手技については協力病院選択時に多く経験可能で、大学病院と市中病院の両方のいいところを研修できるプログラムです。どちらの病院の先生方も優しく指導していただきどこの病院でも疎外感なく研修することができました。

実際の雰囲気や研修医の様子を一度見学にいらしてみてはいかがでしょうか。

たすきがけプログラムで更に柔軟な研修ができます

2年次臨床研修医 
  大澤 空悟 先生

福島県内には様々な研修施設があります。救急対応を多く経験できる施設、専門的な知識を深められる施設、福利厚生の充実した施設等、それぞれに魅力や特徴があります。福島県立医科大学附属病院の特徴としては、「様々な研修が柔軟に行える施設」だと私は考えております。

当院は県内唯一の大学病院であり、高度な医療体制の下で様々な疾患や病態に触れる機会が多くあります。診療科も幅広く揃っており、各科の知識を深めることは勿論、医局の雰囲気を知ることで3年目以降の進路を決める手助けになります。

ただ、Common Diseaseと遭遇する機会や、地域医療との密接な関わり等、市中病院ならではの魅力があるのも事実です。そのような場合は、研修先を大学の診療科だけでなく、市中病院から選ぶことも可能となっております。また、たすきがけプログラムを用いれば、2年間の初期臨床研修の内、1年間市中病院で研修を行うことが可能です。私もたすきがけプログラムに参加し、遭遇する疾患の違いなどを通じて、市中病院と大学病院それぞれの良い点に触れることができたと考えております。

このように、当院での研修は希望に応じて様々な形をとることができるため、きっと皆さんの望む研修が行えると思います。

初期研修について何か分からないことや聞きたいことがあれば、実習や見学中に見かけた研修医にぜひお声がけください。それでは、皆様にお会いできる日を楽しみにしています!

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