当院の基本理念は 「健康を支える医療・心温まる医療を目指して県民と共に歩む」です。この基本理念の下、県内唯一の特定機能病院として、高度な医療と専門的な治療を提供する責務を担うとともに、地域医療を充実させ、地域創生に貢献できるような高い見識と多様な能力を有する医療人を育成しています。
当院では、学術的なキャリアを積みたい方、留学を考えている方へ学術性の高い研修を行う「Academic Pillar」、将来の専門分野を決めている方へ診療科等がアドバイスを行う「Specialty Pillar」、例えば子育てや介護など、さまざまな背景を持ち、支援が必要な方への「Diversity Pillar」という3つの柱を中心に、大学病院ならではの研修を提供します。
当院のプログラムに共通する最大の特徴は「多様な選択肢と高い自由度」です。県内で最も多くの診療科を有し、専門性の高い経験豊富な指導医が数多く在籍しています。また、それぞれの希望に応じて100を超える協力病院等で研修を行うことも可能で、当院では「医療のフロントラインと考える診療」、協力病院等では「common diseaseへの対応と基本技術」を学ぶことができます。それぞれの希望を優先したローテートを自由にプランニングできる「フレキシブルプログラム」、大学病院と協力病院、それぞれの長所を最大限に活かした研修ができる「たすきがけプログラム」、さらに、小児科医・産婦人科医を目指す方に特化した「小児科・産婦人科・周産期プログラム」を用意しています。
臨床研修修了後に進む専門医研修では、19ある全ての基本領域で基幹施設としてプログラムを運用しており、専門医を取得することが可能です。基本領域に加えてサブスペシャルティ領域についても、各プログラムが、県内外の協力病院と密に連携しながら、各人にとって最適な研修計画を策定し、専門医資格が取得出来るよう配慮しています。また、大学院・大学院研究生の併願が可能なため、多くの専攻医が、医学博士号 (PhD) を並行して取得しています。
当院には、将来、優れた医師となる基盤を築くための最適な研修プログラムと、充実した施設・研修環境が整っています。皆様にとって有意義な研修生活を送ることができるよう、個々の目標達成から将来のキャリア形成まで全面的に支援しますので、ぜひ、当院での臨床研修ならびに専門医研修を選択ください。