歯科臨床研修

Dental clinical training

歯科臨床研修プログラムの概要

  • 1.研修プログラムの到達目標

    患者中心の全人的医療を理解し、すべての歯科医師に求められる基本的な診療能力(態度、技能及び知識)を身に付け、生涯研修の第一歩とする。また、地域包括ケアシステムの構築など、医療の提供体制の変化を踏まえ在宅歯科医療の提供やチーム医療・多職種連携等への対応ができる能力の習得及び各ライフステージにおいて必要な歯科保健医療への対応ができる能力の習得を到達目標とする。

  • 2.研修プログラムの特徴

    A 基本的診断能力コース:「基本的診療能力等」を向上させることとともに、「歯科医療に関連する連携と制度の理解等」を深めることで、状況に応じた患者中心の歯科医療を提供することを目標とする。
    B 歯科医療連携コース:地域包括ケアシステムの構築など、医療の提供体制の変化を踏まえ、在宅歯科医療の提供やチーム医療・多職種連携等への対応ができるようになることを目的とする。
    あわせて、患者の各ライフステージにおいて必要な歯科保健医療への対応ができるようになることを目的とする。
    ※歯科医師臨床研修計画は、原則として、1年間当院歯科口腔外科にて研修を行うこととする。ただし、研修歯科医本人の希望などがあった場合、協力型(2)臨床研修施設で、最大30日間は診察、検査、診断等の研修を行うことができる。
     協力型(2)臨床研修施設
     一般財団法人大原記念財団、大原綜合病院医療法人社団青空会、大町病院、渡辺病院 

  • 3.研修期間

    1年間
    *歯科医師臨床研修(必修化研修)修了後、さらに1年間の歯科医師臨床研修アドバンスコースを設ける。

  • 4.研修プログラムが修了した後

    歯科医師臨床研修(必修化研修)修了後、1年間の歯科医師臨床研修アドバンスコースを経て歯科口腔外科専門医コースと大学院コースへ進むことができる。