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お知らせ

2023.03.23
お知らせ

ハンズオントレーニングガイダンス開催いたしました!

日時:令和5年3月14日(火)13:00~17:00
会場:8号館2階 スキルラボベーシック
参加者:医学部1~3年15名(内訳:1年7名、2年3名、3年5名)
協力スタッフ:12名(ふくしま子ども・女性医療支援センター、産婦人科学講座、小児科学講座、小児外科、みらい棟3階東病棟)

神保先生より開催のごあいさつ後、センター長よりセンターについて説明いただき、産婦人科・小児科・小児外科の先生方より各科の紹介をしていただきました。

<実習体験>

・糸結び、縫合結紮
持針器等を持ち縫合針を使って行いました。道具を使って縫うのは難しい・・・
色々な結び方を教えてもらいました。最初は苦戦していましたが、結び方のコツを教えてもらいながら上手に糸結びまでできるようになりました。

・分娩シュミレーション、妊婦体験
産科の助産師さんが優しくレクチャーしてくださいました。分娩シュミレーターでは、分娩時に赤ちゃんがどのように骨盤を通って出てくるのかがよくわかり、赤ちゃん誕生の感動がありました。そして助産師さんの重要性を感じました。妊婦体験ジャケットを装着すると日常的な動きさえても大変で、妊婦さんの大変さがよくわかりました。

・小児蘇生
マネキンを使って、様々な蘇生の手法や気管挿管などを学びました。一人での蘇生はかなり大変だという印象でした。長時間蘇生を続けるのには体力がかなり必要だと感じました。そして、気管挿管はとても難しくてびっくりしました。コツを優しく教えていただきました。

・小児縫合
初めて拡大鏡を装着しての実技。拡大鏡を付けて縫合すると裸眼で縫合するより格段に難しいと感じました。眼がこんなに疲れるとは思いませんでした。手術で普通に使用して行っている先生はとてもすごいと感じました。

・胎児超音波/(腹腔鏡)
胎児超音波診断ファントムを使用して先生方が非常にわかりやすく教えてくださいました。ヒトへの超音波検査ははじめてだったので貴重な経験になりました。手や足が見えたことに感動しました。腹腔鏡を使った際の遠近感の難しさを体感しました。画面を見ながらの手技はとても難しいと感じました。

最後に参加者からひと言ずつ感想

本ガイダンスは、医学部低学年の学生さんに産婦人科と小児科、小児外科の紹介を兼ね、シミュレーター等を用いて実践的なことを体験することで、それぞれの科に興味を持ってもらい、将来的な産婦人科医と小児科医の増加につなげることを目的としています。

一昨年に実施し好評でしたが、昨年はコロナ感染拡大のため土壇場で中止となりました。楽しみにしていてくれた学生さんもいて、今回無事開催できたこと関係者各位に御礼申し上げます。
参加いただいた学生さんたちからは、とても有意義な時間を過ごせた、貴重な経験が出来た、産婦人科や小児科に興味が湧いたという嬉しい感想をいただきました。
スタッフとして参加した医師・教員も、学生さんたちが一生懸命に取り組む姿に元気をもらいました。
これからもこのような取り組みを企画していきたいと考えています。参加してくださった医学生のみなさん、御協力いただいた方々、ありがとうございました。