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産婦人科専攻医
2025年 産科婦人科学講座 助手
帆保 翼(ほぼ つばさ)
産婦人科医として一緒に働きましょう
こんにちは。私は栃木県の高校を卒業後、ご縁があって福島県立医科大学に進学し、現在は産婦人科医として働いています。
正直なところ、学生の頃は「自分のような男性が産婦人科で働くイメージが湧かないし、忙しくて危険な科だ」と思っていて、研修医になる際も専攻科の候補から真っ先に外した診療科でした。しかし実際に産婦人科で研修医として勤務してみると、妊娠・出産だけでなく、女性のヘルスケアや腫瘍疾患など多岐にわたる分野を扱い、患者さんの状態や気持ちが大きく変化する場面に対応する難しさと、それを乗り越えたときのやりがいに惹かれていきました。1か月の研修が終わる頃には、自然と「産婦人科をやりたい」と思うようになっていました。
福島県の産婦人科は関連病院が多く、それぞれに周産期・腫瘍・腹腔鏡下手術・救急診療など異なる特色があり、どの病院で勤務していても、良い学びが得られますし、他施設の先生方との連携も密で、相談したり、一緒に学びを深めたりできる雰囲気があります。専門分野や働き方の選択肢も幅広く、自分に合ったスタイルでキャリアを
築ける点も大きな魅力だと感じています。
また、内科的な面と外科的な面の両方を併せ持つ科であるため、専攻の時期に応じて、できることが少しずつ増えていくことも大きなやりがいです。忙しいときもありますが、チームで協力しあう体制が整っていることから、オンとオフの切り替えがしやすく、診療について不安なことがあっても相談しやすい環境です。
