専攻医4週1日

ご覧いただき誠にありがとうございます。専攻医1年目、稲月あかりと申します。
私は学生実習中になんとなく「外科系に進もう」と思ってから、初期研修2年目の秋頃まで手術のできる複数の科で迷っていました。しかし最終的には、帝王切開の感動やエネルギーに惹かれた産婦人科に決めました。
大学の産科で後期研修が始まり、1ヶ月が経ちました。私は産科症例が比較的少ない病院で初期研修を行いましたので、全てを一から教えていただきながら習練する毎日です。新しい環境で分からないことだらけ、3年目はさぞ辛かろうと思っていましたが、直接ご指導くださる先生方はもちろんのこと、病棟の助産師さん、看護師さん、関わるスタッフの皆様がとても温かく、過度な緊張なく知識や技術を身につけることに集中して過ごせています。一緒に入局した同期が、婦人科、生殖内分泌グループ、市中病院とそれぞれの環境で頑張っていることも刺激になり、また日々のモチベーションにも繋がっています。
私はコロナ禍中に学生実習をしたため実習内容に制約が多く、出身大学でありながら、医局の雰囲気を知ったのは研修医として見学に来た時でした。1日だけの見学でしたので、指導熱心かつ優しい先生が多くて楽しいな、と感じた印象が入局後に覆ることが心配でしたが、少なくとも1ヶ月在籍してみて感想は変わっていません。ですから、福島の産婦人科に少しでも興味を持たれたあなた様には、ぜひ一度見学や説明会にお越しいただき、体感していただけたらなと思っています。お会いできる日を楽しみにしております。