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メッセージ

産婦人科専攻医
2021年 昭和大学産婦人科学講座専攻医2年
(2020年10月~2021年9月 竹田綜合病院にて研修)
栗木 あかね(くりき あかね)

様々な症例を経験でき、 できることが増えていると実感

こんにちは。私は会津若松市にある竹田綜合病院の産婦人科に勤務させていただいています。この度初めて福島県に住みましたが、すでに居心地の良さを感じています。病院のスタッフはみなさん親切で、仕事もしやすいです。見知らぬ土地で不安を抱えていましたが、当院や福島医大の先生方も、馴染みのない私のことを快く招き入れてくださり、医局員同様に接してくださるため、非常に心強く、不安はすぐに薄れました。

こちらに来て初めて自分の外来を持たせていただいたり、手術の計画から術後フォローまでさせていただいたりするようになりました。指導医の先生方にご指導いただきながら、少しずつではありますが、できることが増えてきていることを実感しています。当院は分娩数が福島県の中でも多いことが特徴ですが、それと並行して悪性疾患も含めた婦人科疾患の診療、手術も行っているため多様な症例を経験できます。
また、同時に周りに病院が少ない環境でのマネジメントの難しさも感じています。自宅が遠方で通院が難しい、当院で受け入れが難しい妊婦さんの搬送先が遠いなど、医療以外の社会的要素を考慮する必要がでてきます。また、一番痛感したのは雪の中での生活が非常に大変ということです。雪が降ると交通に不便が出てきて通勤や通院も一苦労です。

毎年この雪とうまく付き合ってきている会津の皆さんの強さを感じました(それでも例年より積雪量は少なかった様ですが)。

そんな会津は、日本酒や馬刺しが有名で、食の楽しみもあります。福島県、また会津若松での研修に興味がある方はぜひ見学にいらしてください。