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メッセージ

産婦人科専攻医
2023年 昭和大学産婦人科学講座専攻医1年
(2022年10月~2023年9月 竹田綜合病院にて研修)
田村 麻里子(たむら まりこ)

外来診察の積み重ねが知識や技術の向上

私は昭和大学産婦人科学講座に所属し、専攻医地域研修として2022年10月より会津若松市にある竹田綜合病院産婦人科で勤務しております。赴任時は専攻医1年目で慣れないことも多く不安でしたが、福島県立医科大学の先生方と分け隔てなくご指導いただき様々な症例の診療に携わることができています。
竹田綜合病院にきてから初めて妊婦健診や婦人科外来をもつことになりました。これまで患者さんとは入院している間しか接したことがなく、自身で診断や治療方針を決定するという経験がありませんでしたが、外来を担当することで診断から投薬や手術、術後のフォローまで、継続して一人の患者さんと関わる機会ができました。上級医の先生に指導をいただきながらではありますが少しずつ自身で考えるための知識や技術が身についてきたように
思います。悪性腫瘍の症例についても主担当としてICや手術、診療を行う経験をさせていただいています。また、周産期センターとしてハイリスク妊娠の管理もあります。患者さんが悪化した際に母体搬送に時間がかかったり、近辺に病院が少ないなど医学的判断以外の要素も考慮する必要があったりと、地域ならではの難しさを感じています。
会津は冬になると雪が降り生活で大変な面もありますが、温泉やスキーに行ったり、
ラーメンなどおいしいごはんを食べに出かけたりと楽しみもあります。福島県、会津若松
での研修に興味がある方はぜひ一度見学にいらしてください。