地域の中核病院に求められる役割を日々実感

こんにちは。昭和大学医学部産婦人科学講座2021年度入局の清水文香です。2022年10月より地域研修として白河厚生総合病院に勤務しております。当初は知り合いのいない土地での研修に少々不安もありましたが、いつも相談にのってくださる先生方、とても親切で気さくなスタッフの方々に日々助けられながら、アットホームな雰囲気で毎日楽しく診療させていただいております。
当院は福島県南地域の産婦人科医療全般を担っており、周産期医学・生殖内分泌学・婦人科腫瘍学・女性医学全てをまんべんなく学ぶことができます。特に婦人科外来では、自分で術前管理から術後のフォローアップまでを一貫して担当させていただいたり、更年期障害の患者さんと相談しながらよりよい治療法を探ったりと、関東の総合病院や大学病院では携われなかったような経験ができ、充実した研修生活を送っています。
また、思春期から老年期まで幅広い年齢層の患者さんが、それぞれいろいろな悩みを抱えて受診され、地域の中核病院として女性の一生を支えていることを日々実感し、大きな役割を担っているのだと強く感じております。
白河市は新幹線の停車駅があり交通の便もよいため東北のみならず関東地方へのアクセスもよく住みやすい街です。福島県の中では雪が少なく、春は桜、秋は紅葉が綺麗で、四季折々の景色を楽しめます。白河での研修に興味のある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。