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メッセージ

小児科専攻医
2023年 小児科学講座助手
細矢 薫子(ほそや かおるこ)

幅広い専門分野だからこそ大きなやりがい

2019年4月に福島県立医科大学小児科に入局しました。これまで18か月間の大学病院での研修、6か月間のNICU研修を経て、2年間の市中総合病院(研修指定病院)での研修を行いながら、2022年に小児科専門医を取得しました。現在はサブスペシャリティ取得を目指して、再度大学病院の新生児部門で学んでいます。
「小児科医はこどもの総合医」です。私は初期研修医の時に、新生児から学童期までのこどもたちの幅広いcommon diseaseに対応しながら、それぞれが専門分野をもって小児科チームとして働く上級医の姿に憧れて小児科医を志しました。
当院の小児科専門研修プログラムでは、まず大学病院で循環器、神経、血液・腫瘍、腎・内分泌、感染症、悪性腫瘍、新生児(NICU)、集中治療(PICU)の各専門分野で重篤または希少な疾患、高度医療を経験します。難しい症例が多いですが、多様な疾患、検査法、治療法に触れることができ、その後の診療の幅を広げることができます。困ったときに各分野の専門医に相談しやすくなることもメリットの1つです。市中病院では経験豊富な上級医のもと、一次診療から救急診療まで主治医として主体的に診療にあたり、総合医としての小児科の基礎を学ぶことができます。
小児科の分野はとても幅広く、大変に思うこともありますが、だからこそこどもたちの成長、笑顔を守るためにたくさんの仲間が必要です。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。