ひとつひとつ成長できる研修が行えます

みなさんこんにちは。2023年度から福島医大小児科専攻医となりました植村伽穏です。福島医大を卒業後、白河厚生総合病院で2年間の初期研修を行いました。2か月半の市中・大学病院での小児科研修を経て多くのお子さんやご家族と出会い、こどもたちの健康や成長に携わりたいとより一層思い、小児科に入局しました。
大学病院は地域の中核的役割を担っており、より高度な医療を行っています。それを経験できる環境にある一方で、経験したことがない疾患も多く、不安に感じることもあると思います。しかし、専門研修プログラムでは、最初の2年間で循環器、腎臓、神経、感染症、新生児(NICU)、集中治療、小児腫瘍内科を3か月ずつローテートし、外病院でNICU研修を半年間行います。それぞれで専門的なことを学びつつ、グループ間の垣根も低く他グループが専門とする疾患についても網羅的に経験ができます。また、後半の2年間はそれまでの経験をふまえながら、市中病院でcommon diseaseも含めた診療にあたります。このように、多岐にわたる疾患に携わることができ、小児科医としての基礎を学べる環境にあると思います。
専門医研修が始まって間もないため、多くのことに戸惑う日々ですが、先生方に優しく的確な指導をいただきながら日々精進しています。そして何より、こどもたちからも日々元気をもらい励んでいます。皆様と一緒に働ける日を楽しみにしております。