2017年9月16日（土）、日本産科婦人科学会、福島県と本学の主催により、内堀雅雄福島県知事をお招きして「福島産婦人科医療支援セミナー」が開催されました。
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故の後、産婦人科医療に携わる医師が不足する中、日本産科婦人科学会が中心となり、福島県に対する多大な医療支援をいただきました。その数は2013年5月から本年8月までで延べ192名にも上ります。今回のセミナーは、日本産科婦人科学会による前例のない大規模な支援に対して、深く感謝の意を伝えると共に、この取組みを広く全国に知っていただくことを目的に、開催されたものです。当日は、支援のために来福いただいた全国の医師の方々や、支援を受けた県内医療機関の医師や関係者たち約80名が集まり、支援の在り方や課題について意見交換をすると共に、支援への感謝、復興への努力にエールを交わしました。