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お知らせ

2018.08.07
お知らせ

県外医学生ガイダンスを開催しました

7月23日~24日、1泊2日の日程で、福島県外の医学生を対象としたガイダンスを開催しました。

1日目は、医大の小児科・産婦人科の各講座の説明や病棟の見学を行い、2日目は場所を相双地域に移し、被災地浪江町を視察。その後、南相馬市立病院と公立相馬総合病院を訪問し、病院の概要や震災時の状況を伺い、病棟見学などをさせていただきました。

 

【1日目】

★ 参加者自己紹介、ふくしま子ども・女性医療支援センター説明


参加者は6名でした。関西や九州、また海外からと、遠くから参加していただきました。
参加者それぞれが自己紹介をし、吉村副学長・水沼センター長が激励をしました。

 

★ 産科婦人科学講座 説明・見学


小島助教による研修プログラムの説明の後、岡部専攻医が、専攻医の実際をお話してくださいました。 

 

★ 小児科学講座 説明・見学


陶山講師より、研修プログラムの説明がありました。懇談的に質疑・応答。病棟を見学し、現場の先生から機器などの説明を受けました。

 

★ 懇親会


小児科学講座、産科婦人科学講座の若手の先生方との懇親会。先生方からいろいろな話を聞くことができ、楽しく盛り上がりました。

 

 

 

【2日目】

★浪江町 説明・被災地視察

車窓からの緑は絶景でした。「帰還困難区域」の看板が、被害の大きさを伝えます。

現地のガイドをしてくださったのは、「まちづくりなみえ」の菅野さんです。
復興工事が進められている請戸漁港を見晴台から見学。

津波に遭った請戸小学校。地震の後、全校生徒で1.8キロ先の裏山まで逃げ、全員無事だったという話をうかがいました。時計の針は、あの時のままです。

お昼は、仮設商店街「まち・なみ・まるしぇ」にあるキッチン・グランマのお弁当をいただきました。すごいボリュームです。
水沼センター長が、学生生活の様子のことなどを聞いています。

 

★南相馬市立総合病院 説明・見学

及川院長先生から学生を激励していただき、産婦人科の安部先生から地域医療の実情を伺いました。

 

★公立相馬総合病院 説明・見学

金田院長先生が、震災当時の病院の状況をお話してくださいました。小児科の伊藤先生に、病棟を案内していただき、症例も見せていただきました。


記念撮影(公立相馬総合病院の前で)